
数日前ですが、テレビ出てました、、、出てたみたいです(オンエア知らんかった。お友達にお知らせもらった)。出てたらしい。
探したらありました。
00:40あたりからかな。「食べチョク」さんの、
「おこめグランプリ2025」
にて審査員を務めました。こういう一次産業の現場の方々の応援につながる取り組みには強く賛同しています。いつでもお手伝いしたい。
「食べチョク」
という名前は知っていました。
産直のECサイトとして記憶していたんですが、そういう薄っぺらな捉え方は間違いでした。

一次産業の現場を知り、農家さん、畜産家、水産業の皆さんなど現場の声に耳を傾けたり、その現場の面白さや凄さ、努力などをコンシューマーに伝えたり。一次産業の現場とお客さんを繋ぐパイプのような役割を担っているんです。でもそれだけだとまfだまだただの直販ECサイトじゃないですか。
面白いのはここからです。「生産者さんとお客さんが直接メッセージのやりとりができる」というシステム。えっ!?それすごい。たとえば食べ方などを聞いたり美味しかったという感想をそのまま伝えられたり。食べチョクのサイト上で生産者さんとコメント欄で直接やりとりができるんですよ。ああ〜それって!

このページから伝わるものを感じました。
https://www.tabechoku.com/about
わたしがいつも話す例があるんですけどね。一次産業とそこに近い現場が好きなんですよ、わたし。農畜水産の現場ってやっぱりおもしろい。例えばね。
少し離れて見せてもらっても楽しい。例えば朝霧高原あたりをクルマで走ってると牧場があってジャージー牛のみなさんが放牧されてたり牛舎にいたりします。素で思うんですよ「ああ、みんなありがとうね。牛乳大好きなんだよ。いつも美味しく飲んでるよ」って。で、例えばお話しを聞くともっと面白い。都市型オーガニックファームのチャヴィペルトさんでお話しを聞いたりします。すごい面白い。知らないことがいっぱいあって、知って食べるとますます美味しい。

そういうありがとうとかおいしいよを直接農家さんに伝えること。すごい大事なんです。誰がどうやって食べてくれているのか。一次産業の現場の皆さん、すごく知りたいんです。こういうところで言う話じゃないかもですが、現場の人たちの自己肯定感が上がるじゃないですか。仕事へのモチベーション、爆上がりですよ。自分のやっている仕事がどういうふうにみんなに喜んでもらえているか。農家さんたちがそれを知る術ってあんまりないんですよね。
そして僕らも美味しかったこと、伝えたいじゃないですか。本当に美味しかったわけだし嬉しかったから感想言いたいし感謝したいし。それで僕らは「こういう人たちがこういう苦労の上でおいしく作ってくれてるんだ」ってわかってますますおいしく食べられる。
こういうサイクル、なかったよなあ。「食べチョク」曰く、「顔の見えるオンライン直売所」。ああ、なるほど。すごくいい。生産者自身が価格を設定できる仕組みも持っていて、お客さんが買うこと、食べることでそれがまさに「チョク」でそのまんま生産者の応援につながる。すごくいいと思います。今回の「お米グランプリ」もそう言うものが根底にあるようです。気持ち同じくするところがあって嬉しかった。

わたしはカレーの専門家、と言うことになってまして、今回も「ベストカレーお米賞」というのがあったからお声がかかりました。とはいえ30年以上、外食、中食、内食問わずにカレーとその周辺を食べ続け、書き続け、結果それなりに舌が発する感覚を文字にする力がついています。カレー以外でもです。「食べあるキング」に所属していた時期はそう言うものの感覚と体験がジャンプアップしましたし。
そういうものをカレーとわずで「生涯一外食主義者」という自分のスタイルを外食産業の皆さんのために役立ててもらい、その中から興味が芽生え、気にするようになった「一次産業の現場とそこにいる皆さん」のためにも、ひいては巡り巡って自分事になる「食」船体への恩返しをして行かねばと思っています。
なんでもやりますよ。お声おかけください。
