カレーですよ5632(四ツ谷 パティア四ツ谷店)株式会社コスモ「natulif / ナチュリフ コクとスパイスのグルテンフリーカレー」試食会。

過日、お声がけをいただき株式会社コスモという会社のメディア向け記者発表会・試食会にお邪魔をしてきました。「株式会社コスモ 試食会および事業方針発表会」です。カレーでコスモとくるとコスモ食品が真っ先に検索にかかってくるんですが、直火焼カレールウのあそこではないのです。

 

 

カレーですよ。

 

 

「株式会社コスモ」はカレーありきの会社ではありません。北海道のでんぷん工場の副産物、タンパク源/ハイプロテインを使った天然調味料の製造が事業の柱となっています。「未利用資源の有効活用」という理念を柱に一般流通というより食品製造の企業への原料供給というスタンスでの生産販売がながく行われてきました。

北海道という地域の理を生かしたじゃがいも、小豆などの収穫〜加工で発生する副産物のアップサイクル、天然由来の調味料・機能性素材を食品メーカーへ供給という事業です。今回、グルテンフリーがテーマのコンシューマー向けブランドを構築。グルテンフリーのインスタントカレーフレークとを発表という流れになったそう。ブランド名は、

 

「natulif / ナチュリフ」

 

本社はわたしのヘッドクォーターであるデジタルキッチンからほど近い日本橋人形町。そして生産拠点として栃木県足利と北海道・帯広に工場を持っています。その関係から地産のジャガイモが主な原材料として使われているそう。食品ブランド「natulif / ナチュリフ」にはポテトプロテインマフィンミックスとカレーをラインナップ。

ご縁は本年の「神田カレーグランプリ2025」で「natulif / ナチュリフ」ブースにお邪魔したところから。「神田カレーグランプリ決定戦」というイベントを上手に使ってイメージを打ち出してきていました。

こういう流れを見ていると「神田カレーグランプリ」の進んでいる道筋、季節柄ではないけれど「東京オートサロン」を思い出すんです。はじめの頃はチューニングメーカーが中心のわりとラフなイベントでしたが毎年規模が大きくなり洗練され、メーカー参加も増えて最後にはモーターショー(現モビリティショー)を越えてのメーカー新型車の発表なども行われる規模となりました。あれを思い出すのです。

それでカレーフレーク、

 

「natulif / ナチュリフ 北海道たまねぎの甘さ広がる コクとスパイスの GLUTEN-FREE CURRY」

 

がなかなかに面白かったのです。2025/11/27発売となりました。

とろみ付けに米粉使用の製品がが多いなか、ひよこ豆パウダーを使用。一般的なカレールウによく使われるパーム油は不使用とし、牛脂を採用。甘みは甜菜糖を選んでいます。北海道という地の利を活かしたものですね。カレーの製造は平和食品工業にて。写真のパッケージは4食分のイメージで、上代/売価918円という価格設定とのこと。これがなかなかいいんです。

カレーに限らずこれからの食品のキーワードとして(わたしの思うところなんですが、「アレルギー対応」「ビーガンとハラール対応」「アーユルヴェーダ等のバックボーン」あたりが大事になってくるんじゃないかと感じています。それを上手にカバーしてあって可能性を感じました。

 

発表会場ではプロのシェフが調理、試食をさせてもらいました。

 

サラダ

カレー粉風味という風情のドレッシングです。ひよこ豆とキドニービーンズ。カレー味は強すぎず酸味爽やか。いい意味であまりカレーを感じさせないセンスいいものです。

 

カルボナーラ

パスタも小麦粉不使用とのことで驚き。これも良かったなあ。カレー味アレンジのカルボナーラです。塩が力強くエッヂを立てておりカレーライスよりもインパクトあり、という感。パンチェッタ的なポークの塩味がうれしいやつです。

これも確かにカレーだけど通り一遍でカレー味にしておらず好感が持てました。あくまでカルボナーラの範囲に収まる味、だね。グルテンフリーのパスタもしっかりとおいしいし、アレンジの幅を感じさせてくれます。

 

カレー1

辛さは控えめ、さらっとした食感。旨み強く、スパイスはカルダモンやコリアンダーのような青々強い香りが前に出る軽やかなもの。もったりしないのでお腹にキツくならずに食べやすく嫌味がないですね。上品な印象です。ごはんとの馴染みも悪くないしね。いいと思う。おいしいです。

少し控えめ、抑えめの味の強さでした。旨みが強いので辛さを加えても(チリ)バランス崩れない芯の強さあり。家庭で使うコンシューマー向け製品なので調整が効くのはいいよね。あんまりエッヂを立てすぎていないのがバランスいいと思いました。

そういう調整をうまくやる方法なんかをコンシューマーにうまく伝えられるといいんじゃないかしら。ファーストインパクトは穏やかで控えめ、ちょっとおや?と思うところもあるんです。でも食べ進めるとあとからじわじわと良さが出てくる感じのカレーで。こういうのが定番いなりえるよねえ。なによりグルテンフリーということで助けられる人が多いと思います。

 

カレー2

カボチャとキノコのカレー。甘めに決めた味で子どもも嬉しい甘口です。旨みにパワーがあるのでそれが甘さに負けていない感があります。好みで塩をひとつまみ、がちょうどいいかな。これはわたしの好みということで。きょうはカレー2種なので幅を作って差別化をした感がありました。甘さ方面に振った家庭のカレーはどうも同じになりがちなんですがこれはおもしろいなあ。キノコの食感と味も楽しいし良いですね。辛さを足してもこれまたバランスする妙味。なるほどねえ。

洗い物事例も見せてもらいましたよ。油脂分をごく少なくしてあって洗い物が楽になるんです。本当に水で流すだけでいける感じ。これいいなあ、すごくいい。カレーの洗い物って他の食器と分けたいじゃないですか。そういうのを感じさせないんです。そういうの大事だよ。

北海道産ホタテや玉ねぎなど地域の原材料を活かし、それらの天然由来旨味調味料を重ね合わせてあります。なるほどそれで、軽やかなのに深いコクが出ているのだね。満足感高いですよこれは。もう一つの特徴は小麦粉を使わず、その代わりにひよこ豆粉、白砂糖ではなく甜菜糖を使用、構成する素材ひとつひとつにもこだわりを感じます。説明で「小さな子どもも食べられる優しい辛さでありながら、大人も満足するスパイス感を両立」とおっしゃっていましたがまさにそのとうりに完成しています。それとフレークタイプは固形と違って使用量の調整がしやすくていいですね。

 

「ポテトプロテインマフィンミックス」を使ったデザートもいただきました。濃厚なチョコレート味でグルテンフリー。うーん、これずいぶんいいんじゃないか。強い満足感あり、ですよ。おみやげにマフィンミックスもらったんでお家で作るの楽しみだな。

可能性を感じる、生真面目さのあるプロダクトでした。今後さらにカレー専門業種ではない企業からこういう製品が出てくるだろうな、というのと機能性の食品はますます増えていくだろうな、という感があってカレー業界もそういうところからもれずに変化していく予感というものを感じられました。

 

さて、久しぶりにおうちでカレー作るかな。