カレーですよ4393(白山 ヤムヤムカデー)ゲスト調理人、タケダワーラー。

Facebookを眺めていると武田くんが白山のヤムヤムカデーにいるらしい。

おっ、なにやってるのかな?気になるな。

 

 

カレーですよ。

 

 

なになに?と思って、きっとカレーだと思って白山にランチを手に入れるべくクルマに乗りました。もちろんインドのお弁当箱を持参です。持ち帰りが基本の日々であります。

古積先生にも久しぶりにお会いできるな、とやってきたのは白山の、

 

「ヤムヤムカデー」

 

どうやらこの日のヤムヤムカデー、ゲスト料理人ということでタケダワーラーが入ってるらしいんです。

古積先生のスリランカ料理も食べたいけど、それはまた次だね。

お店に着くと、お、いるいる。タケダワーラーとあれはカシマワー、、、違った。古積先生だ。マサラワーラーTシャツ着てる!マスクしてそれだから間違えた(笑)

お二人とも久しぶりで、うれしくてすごい離れて立って大声でおしゃべりです。

なんでも前の日はバナナの葉っぱのスリランカのお弁当をやってたとか。うわーこれを逃したのは痛恨の極み。そちらは次回を待ちましょう。

 

さて、お店ではお二人が大歓迎してくれるんですよ。

わかっちゃいたけどタケダワーラーがニコニコしながらどんどん包む。お料理を弁当箱に詰める。ちがう、ちがうんだタケダワーラー、お弁当いっこでいいんだよ。ほら、さっき袋に入れてくれたあれだけで、、、

ちがう。そんなにウールガイつつんでどうすんだよ!「いや、日持ちするから」ちがう、そうじゃないぞ武田くん。いろいろちっとも伝わってないぞ(笑)

カレーも2種類包んでおくからねーってそれもちがう。説明にどちらか選んでくださいって書いてあるし。計算も合わないし。

古積先生もちっとも止めてくれないっていうか加担してるし(笑)もうね、もう、もう(笑)

 

そうやってすったもんだでいつも通り予想の3倍ほど料理を持たされました。楽しくて仕方ありません。

タケダワーラー曰く「はぴいさんがきょうのお客さんの最後のひとりだから」と。そういうことにしておきましょう(笑)

タケダワーラーはなんか田舎のおばあちゃんみたいだなあ。

ほら、例えば長野のちょっと外れの方にあるなにげないお蕎麦屋さんでお蕎麦頼んだらとんでもない量出てきちゃうとか。

バンコクのちょっと中心から外れた町の小さいマーケットで同じ屋台に毎日お弁当を買いに行ってたら毎日ちょっとずつおかずが増えてたりとか。

 

料理をする人ってそういう感じの人が多いと感じます。

特に田舎とかアジアとかを歩くと必ずそう。仲良くなるとこれでもかってくらい食べさせにかかってくるんですよ。みんなそうだな。

それが「もてなし」で「気持ち」で「愛情」だからだと思います。そんな気持ちをぶつけられるとね、全世界が大変なこんなときだから余計に嬉しくなってこっちもはしゃぎたくなっちゃうんだよ。

さて、おうちに帰ってきて開いたタケダワーラーのその名も

 

「南インド弁当」

 

内容はレモンライス、チキンコロンブorはミーンコロンブ(どちらかチョイスカレー)、ポリヤル、ウルガイ、ワダ、チャトニ、、、ってうかものすごいたくさん盛られてた!

わかってたけど改めてすごい量だもん。もうね、お弁当箱とか関係なくて同じカレーをもう一つ違う容器で追加したりとかもう、もう(笑)

ああこれ、これだ。これがマサラワーラーの真髄だよ。マサラワーラースピリットを感じるこの大盛りを超えた別盛り。この感覚久しぶりだなあ。

思い出してきたぞ。マサラワーラーとくれば食べさせ放題だから。

そしてこれがなかなかにご機嫌なお弁当なのです。当然です。タケダワーラー作だもの。

魚のカレーはタイ産のナマズを使用。これがうまかった!あっさり白身のナマズは泥臭さ皆無、大変おいしいのです。パンガシウスっていうんだって、お魚の名前。

チキンも実に良い仕上がり。お肉たっぷりでけっこうドーンと食べ応えあるお汁でみんな大好きな感じ。こういうのいいね。みんな嬉しいね。

 

レモンライス 、香ばしく炒った豆が楽しいアクセント。うまいなあ。

これはあと少しお塩を振ってあげればそのまま食べてもおいしいなあ。おかずに合わせて調整してあってセンスがいいですね。

それにワダ。ああ、これいい。豆の匂いがいい。ちょっとなんか別のニュアンスもある。なんだっけなあ、この香り。

とにかくお汁に浸してておいしいし、コリアンダーと豆とココナツのチャトニをつけてもおいしいし、カレーの汁に入れちゃって食べるとすごくいいし。

それとキャベツポリヤルが甘くてねえ。キャベツ甘い蒸し煮は誰にも止められない。おいしいすぎる。

カブのウルガイもよかったなあ。でも量多すぎだし(笑)

 

武田くん、古積先生、どうもありがとう。

誰かの顔を見ておしゃべりすることの大事さをイヤというほど感じた午後となりました。

ああ、おなかがいっぱいだ。