ちゃぶ台が欲しかったんです。なんとしても、あの丸くて低いちゃぶ台が欲しかったんだよ。
でもそんなものを広げて置く場所が、わたしの部屋にはないのです。どうしよっか。
それで、考えました。場所ならある、いくらでもある。外にあるじゃないか。そうか、アウトドアに持って行こう、ちゃぶ台。
持っていけるちゃぶ台を探そう。それでいいじゃない。
そうやって探し出したのがこれ。いいものを見つけてしまったなあ。キャプテンスタッグのやつ。
「アルバーロ 竹製ラウンドテーブル65 UC-503」
キャプテンスタッグのアウトドアユース・ローテーブルです。
天板が真っ二つに割れてたためるちゃぶ台、これはとても気に入りました。
天板は竹の集成材で表面加工にラッカー塗装を施してあるもの。半ツヤでいい感じです。
足はアルミニウム製で割と簡素に作ってあるけどコンパクトに収納可能な折りたたみ式。天板を固定できるロック機能も付くのが好ましいです。
ロースタイルのテーブルなので足はあまり目立たない所もあるし、これで必要にして十分でしょう。
テーブルのサイズは外径650×高さ210mm、3キロ。程よい大きさ、ロースタイルで食事やお茶が二人で十分楽しめるサイズ感です。
大き過ぎずローテーブルでもあるのでテント内テーブルとしても役に立つでしょう。天板のキャプテンスタッグロゴがいささか目立ちすぎるが、まあ範囲かな。
折り畳み、移動時に便利な専用カバーも付いてて、これが簡易なものだけどなかなか面白いつくりで。
袋的、バッグ的なものではなく、天板と同サイズにカットされた丸い一枚布にその天板が1/4ほど入るポケットを左右につけ、手提げ持ち手を付けたというもの。
ちょうど薪を運搬する布キャリアと同じ考え方で作ってある様子。これはちょっといいアイディアだねえ。
これを型紙がわりにしてもう少しハリのある質感に拘った布で作り直してみたい、と思わせます。高くつくけど皮で作っても良さそうだな。
自分のキャンプシーンにこのテーブルを組み合わせて思い浮かべると、なかなか楽しくなりそうです。
アウトドアギアってどんどん増えちゃうんですが、そういう「ロマン」的なものでつい買っちゃうところがあるよね。
質感のいいコンパクトなラウンドテーブルが手に入ったねえ。満足です。
*note より再録・加筆