カレーですよ4442(東新宿 サンラサー)ベリーさんとジューステイスティング。

珍しい組み合わせで東新宿でカレーです。

Berryさんと2人、うむ、珍しい。

 

 

カレーですよ。

 

 

Berryさんとはお仕事でもチームを組んでいますから、そのうち一緒にカレーのチャンスもめぐってくるだろうな、と思っていたんですよね。意外やBerryさんからカレーに誘われました。しかもあの店か!

熊本産の欲しくても全然手に入らないすごいジュースというのがあって、それがきっかけなんですけどね。

 

「サンラサー」

 

の有澤店主がそれを独自ルートで入手、営業で出すという話があったそうなんです。SNSでそれを見かけたBerryさんと有澤店主のやり取りの中で、フルーツスペシャリストであるBerryさんが試飲をして意見交換をという話しになったようです。わたしはBerryさんにお誘いをいただいてオブザーバー役にて訪問。これがめっぽう面白かったのよ。

5種ほどのジュース、濃縮でありますがまあこれが凄かった。

美味しいのももちろんそうですが、ジュースというそれを越えた濃度の物もあってジュースなのに粘度という感じになってるものもある。そろそろジャムか、という感じのものまであったんですね。

で、そうなるとその濃度、粘度だから使い方のアイディアが色々幅を作れるというようなプレストになりまして。有澤店主も得るものが大きかったのではないかしらね。Berryさん、さすがです。大変有意義でありました。

ジュースの話ばかりですが、カレー、もちろん食べましたよ。

 

この日はココナッツキーマチキン改と冷やしトマトラッサム。それにダール。

相変わらずのサンラサー節というか、なんというか。とにかく総合力という話なのですよ、ここの料理は。

ひとつの皿にいくつもの要素が集まって、それが互いに押したり引っ張ったりをしながら全体でバランスをつくりあげています。これが大変に面白い。

単品で食べても出てこない要素が組み合わせによっていろいろな場所から顔を出す、そういう料理です。

鶏ハムも、ポディひとつとっても、なんだよね。

それが無いと、なければ無いでそれはそれでもちろんおいしいのだけど、有澤店主が意図したものが入っているだけで世界が違って見える、そんなひと皿なのです。

 

なかなか文章だけ、言葉だけで伝えづらいところもあるんだけどね。

だから一度、行ってみるといい。何度か通うとどんどんその意図や理由が分かってくるはずです。

 

それが面白くて仕方がなくなった頃、もうあなたはサンラサーなしではいけていけなくなっているはず。

そういうからだにさせられちゃうのです。