これは一目惚れでした。かっこいいなあ。
サンダルは好きじゃないんですよね。サンダルじゃなくてサボが好き。
以前も書きました。さて、サボサンダルとはなんぞや。
わたしの前のブログ記事、たしかドクターマーチンの「カールソン サボサンダル」の記事のやつ。
なにかっていうと、いわゆるあれですね、クロックスサンダル。あれのこと。つっかけです。
わたしなんかは古い人間なんでサボと聞くと木製のヒールがついたアウトソールやコルクのインソール、サイドの鋲打などのディティールを思い出すあれを思い出します。もともとのルーツはは木靴なんだそう。外国の民芸品なんかでもありますよね。素朴な木靴からのスタートして現在ではクロックスサンダルなどもサボの括りで呼ばれています。つま先が隠れた突っかけとでも覚えておけば正解。
で、これです。
「テバ ハリケーン ハイブリッド / Teva HURRICANE HYBRID」
見れば見るほどいいなあ。
サンダルは無防備な感じがしちゃうんですよね、フィールドで。わりといつでも森のことなんかを考えながら靴を選んでいる自分がいます。こんなブームが始まるはるか前のビーパル創刊時代前から、どこか、なんとなくアウトドア対応を考えながら靴や服を選んでいた感があります。あの頃で言うところの「ヘビーデューティ」ってやつです。
そう言う意味でつま先のあいていない、でもかかとは開いているタイプのハリケーンハイブリッドは好みですねえ。リップストップ素材を使ったキルティングのトウからアッパーにかけてのこの感じ。同じテバのEmberMocをモチーフにしてるんじゃないかな。こういう自社のヘリテージからの(まあまだそんなに古くはないけど)デザインの引用はいいよねえ。キルトステッチアッパー、はやりだねえ。
カタログを見ると、
「1984年、グランドキャニオンのリバーガイドが水辺でビーチサンダルが脱げないように、足首を固定するためにアンクルストラップをつけたことから、 Tevaのスポーツサンダルは誕生しました。 」
とあります。
なるほど、これを読むとこのハリケーン ハイブリッドがテバの正当な流れの中にある靴だと認識できます。
お気に入りで、色違いも手に入れました。