カレーですよ4932(羽田空港 カレーは日本の国民食)雑誌連載の取材。

雑誌連載の取材に行ってきたのです。なんでもすごいお店ができたらしい。

 

 

カレーですよ。

 

 

いや、名前聞いて驚いたんだよね。なんでそうなるか。いや、でもそうか、そうだよねえ。しかしお店の名前にするかあ?

すごいなあ。センスいいかも。

その名は

 

「カレーは日本の国民食」

 

その名前、いったいどうしたことか、と出かけていきましたよ。

いってびっくり、なんとここ、金沢カレーの「ゴーゴーカレー」とパキスタン料理の「シディーク」の複合店なのです。正確には「カレーは日本の国民食」内の「ゴーゴーカレー」と「シディーク」。これはおもしろいなあ。

店の場所は1/31にオープンしたばかりの「羽田エアポートガーデン」の1F。そんなわけでオープン後初めての週末。15時になっても飲食フロアは大盛況です。

「カレーは日本の国民食」のホールもお客さんで7割埋まっています。スゲー!

「ゴーゴーカレー」「シディーク」共に日本カレー協議会に参画しています。この組み合わせはそのご縁なのかしらね。壁に大きく掲示される「日本全国カレー名鑑」を指さしてお客さんたちが楽しそうにおしゃべりをしているのがみえます。いいね、みなさん楽しんでらっしゃる様子。

 

シディーク マトンビリヤニ

羽田空港内のレストランでビリヤニを食べられるなどという日がやってきたのですよ。なんともはや感慨深い。マトンがねっとりとして少し繊維がほぐれてきている状態、すごくおいしい。おやおや、シディークのビリヤニ、こんなに美味しかったっけか。うっかりしてたよ、すげえなあ。ビリヤニは色々食べていますがこれ、かなりいい線いってます。同行の鈴木カメラマンが最近ビリヤニ食べ歩きをしてるそうなんですが、太鼓判を押していました。

 

ゴーゴーカレー  チキンカツカレー

お馴染みのゴーゴーカレーです 。わたしの好みはチキンカツカレーなんですよ。カレー、黒くて粘度が高くてキャベツによく馴染むアレ。やっぱりいいのよね。食べるとやはり、なんというかねえ、安心感を感じるんです。そりゃあそうだよね。正しくカレーライスであり、ジャパニーズカレーライスが地域での独自進化をしたものが金沢カレーだもの。こういうのに嬉しさが込み上げるのよねえ。日本の玄関口に用意されるカレーライスはこうでなくてはいけないよ。

 

そして。

やっぱりやってみたかったこと。ゴーゴーカレー &シディークのビリヤニ混ぜチキンカツカレー(笑)なんというか恐れ多い、、こういうのやっちゃうの。でもこれは誰でもやってみたい。ね、でしょ?実は店内、ゴーゴーカレーとシディークとのハイブリッドメニューはないんです。別々のラインナップになっています。だったらさ、別々に頼んで合わせて仕舞えばいいわけですよ。やりますって。

それでね、いざ試してみれば、これが驚くべきマッチング。おいしいんです。ゴーゴーカレー の酸味の部分がビリヤニに上手に作用するこの楽しさよ。ああ、おもしろいなあ、食べ物というやつは。

とはいえシディークのメニューはハラール食です。キッチンまでちゃんと別で、カトラリーやフライヤーなんかも厳密に分けてやってらっしゃって真面目です。なのでなんかムスリムの方に申し訳ない気持ちがちょっと残ります。日本人客がそーっとやってます。見逃してください。羽田のゴーゴーカレーがハラール対応になるといいなあ。

 

ご縁あってやってきた羽田空港での取材。すっかり楽しんでしまいました。

「カレーは日本の国民食」という看板、カレーという、他国の料理さえ内包してしまう懐大きいその名前。

これはもうね。頷かざるを得ない名前だね。