意中の相手に告白するようなものであります。ああはずかしい。
カレーですよ。
取材の申し込みというのはなかなかに照れるものなのです。だってさ、いち愛好家として、普通のお客として長く通っていて、そんなやつがいきなり取材をお願いします!とか急に言いだしたらびっくりするもんね。
そうは言いながら、一度考え始めるとあれも書きたいこれも書きたい、あの気になることを聞いてみたい、とか堰が溢れんばかりとなるわけです。ああ、秋葉原の
「ラホール外神田店」
のあれも聞きたい、これも聞きたい。
それで、おそるおそるお伺いを立ててみるんです。今回は神田カレーグランプリの時にラホールの運営会社の社長にもお会いしてのお墨付きだから少し有利だぞ。寡黙な店長の笑顔をもらえました。ああ、うれしい!店長、ちょっとぶっきらぼうとか書く人がいますがそんなことないんです。それまちがい。ちゃんと自分から、こっちからコミュニケーションとってないからだと思うよ。
カレーを食べてからお声をかけたんですだが、カレーが喉を通らなかった、、、というのはウソ。いつものように大変に美味しくてあっという間の完食です。頼んだのは、
「ブラックカレー」
の辛さを2倍で。
いつもはもう少し辛く、4倍くらいでいくんですが、この日は別で汗をかきそうだったので(取材お願い)これくらいでいきました。
2倍だと少し汗をかくだけでスプーンのスピードがいつもよりも早くなるね。おお、この感じ食べやすいな。
辛さに埋もれて気がつかない風味などもいつもより感じられて、こういうのも面白いです。色々試してみるべきだねえ。
ボルツの時も思ったんですが、辛口だけ、辛いだけではダメなのよ。緩急自在に楽しまねば。その中で舌が見つけることもいっぱいあります。
オーケーをいただいた取材もめいっぱい楽しまねば。