カレーですよ5417(横川 おぎのや)釜めしD。

おぎのやです。ご存じ釜めしの超有名店。釜めしといったら碓氷峠の麓、横川のおぎのやでしょう。なのになんでわたしはおぎのやでカツカレーを食べているのか。なんなんだ。いや、いろいろ大変だったのよ。

 

 

カレーですよ。

 

 

まず、鉄道遺構などを眺める楽しい峠ごえだったんです。きのうは信州松本で百貨店のカレーイベントを視察。夜カレーは月曜の祝日ということでなかなか選べる幅が限られました。大変だった。それでも定番、メーヤウの桐店で幸せになれたのでよかったよかった。

おなかも落ち着いて、それではぶらぶら帰ろうということで下道とぼとぼ。軽井沢の手前あたりで眠くなりました。躊躇せず道端で就寝。これができるから軽バンは便利だよねえ。ねっころがって体が伸ばせるって素晴らしい。意外と寒くなかったよ。多分マイナス4度よりは下がらなかったと思います。いろいろとクルマにあったか装備をしてきたしね。快適なひと夜となりました。まあ、寝ただけです。

しかしあれだな。会場で食べたwacca x 松本メーヤウコラボレーションのひと皿は最高であったなあ。なので他のカレーはチャラになっても後悔なしという感じでした。いや、メーヤウももちろんサイコーだったわけで。

そして翌朝。

これまたぶらぶらと碓氷峠の旧道など越えてみるかとハンドルを捻ります。途中思いついて鉄道遺構を見て回ったんですが、これがとても楽しい。そう、碓氷峠には信越本線/旧碓氷鉄道の鉄道遺構がたくさん残されているんです。そののち辿り着いた「碓氷峠鉄道文化むら」は痛恨の定休日。うーん、どうすっかなあ。それでなんだかんだで時間を使い、そろそろお昼。横川の駅前にクルマを停めていろいろと調べてみます。

高崎でスパゲッティ、シャンゴにでもと思っていたんですが、全店休業。えええ!以前は本店が休みの時は支店が営業をして、などやっていたはずなんだけど。うむむ、そうかあ働き方改革とかなのかあ。知らんけど。

で、思いついたぞ。そうか、ここは素直に釜めし食うか。そうだな。ここは釜めしだ。カレーとかいってる場合じゃないね。など思って

 

「おぎのや」

 

に入ってみると。

カレーが待っていました。なんということだ。わたしはカレーがあったらもうそれを頼むしかないじゃないの。往年の猪木と同じであるよ。「わたしはいつ何時、誰の挑戦でも受ける(カレー)」。

釜めしに後ろ髪をひかれつつ(しかしハゲである)。

 

券売機で

 

「カツカレー」

 

のボタンを選びます。なんか勝ったような負けたような微妙な気分であるな。

そしてカレー。

悔しいがわりと旨いのよこれ。しかもビーフゴロゴロ。おまけにカツがすごく良く出来。ツッコミどころがないのです。これは、、、いわゆる負けか。

カレーは欧風。なかなかにおいしく、肉大盛り。カツは厚く、パリッと揚がっていて、トンカツ定食で主役を張れる力があります。あらら、いいじゃないか。よく出来ているじゃないか。しかしオートバイ乗りのにいさんがとなりで食べている釜めしが気になって仕方ないわけです。うまそうだなあ。ああ、釜を袋に入れてバッグにしまってる。いいなあ。

そんなのもあってカレーと一緒に思い余って釜めしおにぎりも買いました。カレーと一緒に食ってやる!と思ったんだけどね。当たり前にお腹がいっぱいになったよ。お土産となったよ。だったら釜めし弁当を買えばよかったのでは。ああ〜う〜ん、、、いろいろと判断力の低下がみられます。なんということだ。

 

【追記】

 

そしてそのあとの話し。食べ終わってクルマに戻り、うっかり思い出してもう一度おぎのやの道の向かいへ。いや、おぎのやのデカ看板(池谷先輩、、)の下にAE86とシルエイティが止まってたからです。碓氷峠を降りてきて目に飛び込んで、目玉をひん剥いたぞ。まじかこれ!

それで、同じくクルマを見ていた男性に「写真撮ってもらえますか」と声かけられまして。話を聞くと海自の元サブマリナー。おおお!!アメリカ人の友人二人はやっぱり米軍の船乗りのようで、みんなクルマ好きの様子。黒いR34とかボディキットがっつりのセダンとかで来てたよ。楽しいなあ。

呉に遊びに行きたい。鉄クジラ、まだ見に行ってないから。