
たまーに、気まぐれに、門前仲町の深川伊勢屋本店のおいなりさんや団子が食べたくなるんです。伊勢屋はご存知和菓子店。甘味と海苔巻きとお団子においなりさん、そういうものの持ち帰りのお店。
カレーなしよ。
伊勢屋、各地にある屋号です。調べるとこれがなかなか面白くてね。そのルーツは伊勢商人が江戸にやってきて商売を始め、みたいのとか「お伊勢様」からの験担ぎなど諸説あるらしいですね。
それで、伊勢屋にもいくつか流派というか暖簾会的なものがあるらしく、深川伊勢屋は⚪︎に米でマルヨネの伊勢屋。⚪︎に中のマルナカ伊勢屋もあるらしい。⚪︎に越のマルコシ伊勢屋も見つけた。⚪︎に菊のマルキク伊勢屋に⚪︎に伊もあったかな。⚪︎なしもある。わたしは門前仲町の深川伊勢屋本店か、亀戸五の橋たもとの五ノ橋伊勢屋を愛用。ここはマルヨネ伊勢屋。何気ない店だがもう4代目、100年やっているんです。

深川伊勢屋でよく買うのは団子もおになりさんも買うけど、やっぱり
「鳥そぼろごはん」
を選んでしまうのですよ。

しみじみと美味しいのです。いじりすぎず、凝りすぎず、さりとて物足りなさなし。こういうのがいいなあ。あまからに炊いた鳥そぼろ、うっすらあまい炒り卵。そこに紅生姜というチョイス。どうにも過不足なく素晴らしいものです。老舗のバランスというものがあると感ますね。お店は現在仮店舗。本店の並び、東陽町寄りにあります。建て替え中で、建て替え後がどうなるのかが気になっています。

仮店舗であろうと変わらぬ味と変わらぬ店の空気感。ありがたいな。
