【シューズ】Reebok Beatnik Moc / リーボック ビートニックモック スルーできなかった1足。

一目惚れだったんだよね、久しぶりにぐいっときた。

 

まず、ビートニックの血統であるということ。うん、その言葉、「ビートニックの血」という言葉の魔性の響きにやられたところもあるな。そこにモックとくるわけですよ。これはなかなか目を瞑るのが難しかった。わたしのツボを全部抑えられて身動き取れない感じです。

 

「Reebok Beatnik Moc」

 

という靴。

「1993年にアウトドア用サンダルとして発売された「Beatnik」は、センターシームのアッパーデザイン、シャークソール、調整可能なストラップという、他に類を見ない独創的なデザインから人気を集めました。また、当時は正規での取り扱いがなく、並行輸入で極少量が日本に持ち込まれたことや、東京を中心としたファッションシーンをリードする人たちが着用したことで熱狂的な人気を誇り、世界の中でも特に日本において話題となった1足です。」

とリーボックのページにありました。

まさにそれ、わたしが体験したことそのままで、あの変わったカッコいいつっかけはどこで手に入るのだろう、と血眼で探した記憶が強く残っています。手際は良くなかったけどなんとか手に入れた時は嬉しかったなあ。

あの頃、とにかくとんがった人がえらくカッコよく履きこなしていて、それを見てたまらない気分でした。日本ではファーストモデルの正規販売はなかったんだよね。結局2足ほど並行輸入品を手に入れてすごいうれしかった。名前もいいよねえ。「ビートニック」ってさ。ヒッピーかよ、詩人かよ、みたいな。

そんなこともあってビートニックが復活販売されるようになってかなりの確率で新モデルが出るたびに買い求めるようになりました。異素材、天然素材、ソールカラーにアッパーカラー、コラボにタグ。その違いを見るとどれもこれも欲しくなって困るんだよ

 

そんなビートニックマニアのわたしがこの「Beatnik Moc」を我慢ができるものではなかった、ということです。

「Beatnik」のアップデートモデルとなるこれ。スリッポンでありセンターシーム構造であるビートニックアーカイブを受け継ぎ、ブーツ、いや、チャッカモックとしてまとめてあります。もちろんシャークソールも健在。これはすごいアイディアだな。こんなもの出されたひにはひとたまりもないわけです。

アッパーはプレミアムスエードとヌバックのチョイス。カラーの6色展開から一番派手に見えるこの色を選んでみました。どんなパンツを合わせようかと考えるとワクワクしてくるね。黒やワインなど使いやすそうな色もあったんですが、使いやすそうで選んではバチが当たるよこういうのは。ド派手にキメないと。

それと、この色、むかし友人からもらったドクターマーチンの8ホールに似ているのです。それも選んだ理由の一つ。

選んでよかったと思っています。さあ、どんなタイミングでおろそうか。秋はもうすぐです。