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以前、一度行っていい印象があったお店。それでこのショッピングモールで近隣唯一のスープカレーの店があると覚えたんです。
カレーですよ。
もともと下町地区、スープカレー専門店が少ないと感じます。ちょいと残念なことです。
ジャンルとしてまだちょっと東京では弱いのかなあ。札幌の今をみると残念な気持ちになります。
「カレー食堂 心」
はその隙間を埋めてくれるありがたいお店。札幌のスープカレー有名店です。
ルーカレー（北海道の物言。つまりスープカレーがスタンダードだと暗に言っているのと同じで、面白いよなあ）も用意があるのは幅があって良いことだね。わたしは敬意を表してスープカレーをチョイスです。いや、敬意を表して、だったのですがなんだかすごいメニューを見つけてしまったのよ。
「平日限定ワンコインスープカレー」
えええ、なんということ。
普通のカレーライスよりも高額であるイメージのスープカレー。それをワンコイン提供というのはちょっとおかしいぞ。よろしくないんじゃない？ありがたいけど心配だなあ。とにかく確かめないと。
スープカレーをそれほど頻繁に食べるわけではないんですが、その手間や価値には尊敬を覚えます。良いものだと思う。味の幅も広くて食べ歩いて楽しいものだという認識もあります。そういういいものがいくらフードコートの一角であるとはいえ500円とはねえ。逆にクオリティを落としていたら看板に傷がつくし。だから確かめます。
そんな心配をしていたんですが、逆の心配をしなければならなくなっちゃったよ。
いや、まったくもってレギュラーメニューと遜色ないもの。多少少なめだったりなんだりあると思うんですが、その看板を毀損するようなものでは全くなくて、大変おいしい良いもの。おいおい、こんなちゃんとしたものを500円で、しかも17時まで出すって、、だだだだいじょうぶ？
和風のニュアンスもあるスープの出汁。辛さは穏やかで一味を使って調整できるのはフードコートと相性がいいやり方だと感じます。驚くべきは手抜きなしのそのスープに加え、具材。具材の多さ、華やかさもスープカレーの楽しさなわけですが、500円でこれはますます心配になるよ。だってさ、チキンドラムスティック1本まるまるでしょ。
ニンジン、じゃがいも、ヤングコーン、水菜、キャベツなどレギュラーメニューと遜色なしと言いたくなる内容がしっかり入っています。しかもご飯は白飯と雑穀米を選べるし。うむむもう無理しないでーと叫びたいくらいのサービス感。
こういう内容でスープカレー、スパイスカレー、キーマカレーが選べるんです。ワンコインです。うーん恐れ入った。
色々と手探りをしてらっしゃるのだと思います。
あんまり無理しないでほしいよ。ホントはこんなのおかしいってみんな思ってるとおもうから。
