カレーですよ5740(東京湾フェリー よこすか海軍カリーパン)船旅の友。

遠まわりが好きなのです。遠まわりをすると楽しいから。遠まわりをするからこその発見があったり、体験があったりするしね。

 

 

カレーですよ。

 

 

そういうボンクラ人生、みち草人生を送ってきたわけです。非常に非常にありがたく楽しい日々です。その中でしか得られぬ物をたくさんもらって歩いてきたと感じます。なんというか、贅沢な人生だな。今もそれは変わっていないのです。

で、横須賀にいたんです。

新緑の季節に横須賀にいた、とくれば「よこすかカレーフェスティバル」です。今年は過去最高の動員数を記録したということで、去年の悪天候での開催中止を吹き飛ばす素晴らしい結果が残りました。わたしも久しぶりの仲間たちとおしゃべりをして、カレーを食べて、と十二分に楽しんだよ。さて、帰り道。今年は電車でやってきたんですよ。なんとなく、ね。会場がヴェルニー公園だったというのもあるかな。JR横須賀駅から至近だからね。

JR横須賀駅から横須賀線に乗りました。東京方面ではなく逆方向であるよ。程なく久里浜駅に到着。次の移動のバスの時間まで30分近くあるけど、そういうのも含めてぶらぶらとあてなく進むのが旅の醍醐味です。なんとなく時間潰しにJRから京急の久里浜駅まで歩いてみたりして。で、バスに乗り込みました。向かうは久里浜港。ぐるーっと大回りをして自宅に帰ることに決めたんです。東京湾をリングに見立てると、普通ならリングの上辺を湾岸沿いにぐるりと帰るわけですが、この日は下辺を行くんです。間に海を挟んでの帰り道。

 

まずは久里浜港。東京湾フェリーの久里浜〜浜金谷は大好きな航路です。わずか40分ですが船旅が楽しめます。東京湾は船舶の数も多く船窓から眺める船の数々はなかなかに楽しいものがあります。この日は巨大なクレーンを乗せた台船が会場移動していました。途中、東京湾フェリーの所有するもう一隻のフェリーとすれ違うのもお楽しみの一つですね。黒船ペイントの「しらはま丸」です。

そしてこの船旅のお楽しみとくれば、やはり外せないのがカレーパン。

 

「よこすか海軍カリーパン」

 

が優秀なのであります。

まずカレー、カレー餡が多いんだよ。いっぱい入ってるんであるぞ。これは大事。カレーパンでよくあるのがカレーペーストを生地に「塗る」そんで終わり、みたいなやつ。うすーく入ったカレー。うーん、ちょっとこれじゃなあ。価格帯やら諸々あります、あれはいただけない。もりもりと入ってなくっちゃいけないんです。

わたしの基準は森下の「カトレア」元祖カレーパンであるからして。カレーのフィリング量に関しては「カトレア」準拠、ないしは寄せていってほしい。ハードル高いぞ。そして「よこすか海軍カリーパン」、カレー餡自体もスパイシーでなかなかにいいんですよ。

ほんのりあったかいこれを食べながら舷窓を流れる白い飛沫や遠くのすれ違いの船なだ見るのはなかなかにオツなものなのです。

大満足だなあ。

東京湾は航行する船舶が多くて東京湾フェリーに乗るととてもたのしいんですよ。恒例のしらはま丸とのすれ違いもあるしね。しかも夕方の便はいい。夕暮れの東京ワンクルーズは格別です。40分の船旅ですが濃いめのお楽しみがあると思っています。

そんなこんなでカレーパンと景色を楽しんでいるともう金谷港が見えてきました。あの金谷ターン(東京湾フェリーの操舵手の腕の見せ所!狭い金谷港の中でスラスターを回して信地旋回、船尾からの接舷をするのである。カッコいいぞ)を船上から見せてもらってこれまた大いに満足。

そののち、接岸も美しくキメた「かなや丸」から下船。自分の乗ってきた船が車と乗客を乗せてまた岸を離れるをのんびりと眺めます。桟橋じゃなくて港の向かい側の岸まで歩いてすぐだから、そこで。

そんなふうに時間をつぶしつつ、JR内房線、浜金谷駅に歩いて移動。本当に何もない、駅前ロータリーとは名ばかりの狭い広場をぬけてホームに立って電車を待ちます。

この日はGoogleマップの導きで君津駅で下車、高速バスに乗ってアクアラインを越え、東京駅のバスターミナルに到着しました。

なかなかの遠回りだったなあ。充実感が大きいなあ。