カレーですよ5828(野田 アリインディアンレストラン)アフガニスタン国旗。

千葉県野田市、木間ケ瀬あたり。江戸川と利根川のあいだにある地域です。ここらへんには宿題がいくつかあって、何度もやってきています。

 

 

カレーですよ。

 

 

ここはパキスタンレストランが何軒も集中してある場所なのです。もちろん都市部の集中とはニュアンスは違います。100メートル四方に何十軒も飲食店が集まるような場所ではないからね。そういう場所で、クルマで動けば10分程度の距離感でお店が集まってるということです。

それはつまり、そこに彼らの仕事があって、コミュニティができて、集まる場所が自然発生するという図式です。埼玉八潮、富山出水などでもご存知の流れで、そういう地域ではレストランがクラブハウス的役割を果たしていたりすることはよくあることです。

カレー関係では知られていないと思うのですが、この地域には「USS東京」があります。関東地方で最大級のカーオークション会場のこと。実車展示が2キロにもわたるような広大な敷地を持ち、その中で実車見聞のための巡回バスを走らせているというすごい規模感です。それ以外にもLUMやオートバックスセブンのヤード、中古車に関する業態がたくさん集積されている地域となっています。昔そういう仕事を少し手伝ってなんで、懐かしいです。この地域にはきてなかったけどね。

それで、レストラン。大看板の「ハンディ」から始まって「メヘマーンサラエ」「ネオパキスタン」「エージーデシ」など個性的なパキスタンレストランが多く集まります。この日はまだ未食であった、

 

「アリインディアンレストラン」

 

へ向かいました。インディアンレストランとありますが、それもそうだけど、パキスタン料理のレストランです。

国旗がはためく店頭はよくある光景です。が、ここ、珍しいな。パキスタンとインドの国旗の間に見慣れぬ黒、赤、緑の国旗がなびいています。これ、アフガニスタンの国旗だ。なるほど、アフガンの人たちも日本でクルマ関係や解体関係などで働く人が多いからね。千葉佐倉の「サダフ」なんかはヤードの中にあるわけだけど、アフガンの人がたくさん食事に来ているそうです。この国旗はだからだと察しました。

わたしが席についてメニューと睨めっこしている間にも弁当を大量買いするお客などがひっきりなしです。この日は時間も遅く落ち着いた空気だったけど近隣施設でオークションがある日は混雑するのだろうね。メニューはスタンダードなインド料理店で見かけるセット的なものもあります。それとは別に壁のホワイトボードには「ニハリ」「ハリーム」「パヤ」、「チャプリカバブ」に「シャミカバブ」と並びます。

わたしは

 

「ドライカレーセット」

 

としてみたよ。なかなかに良いものが出てきました。

 

まずサラダ。サラダの謎ドレッシングの味の調整、かなりレベルが高いぞこれ。例のあれの方向なわけですが甘みの寸止めが上手にできていて好ましいし、最後に黒胡椒を振ってあるのもセンスがいいね。素直に旨いんです。なんの変哲もない刻みキャベツのサラダですが、これ、いいものだよ。

緑色のスープがついてきました。これ、よくあるチャンクやペーストの煮込み料理、サーグとかパラックのマサラではなく、粘度の極低いスープ仕立てでした。ほおほお、おもしろいぞ。ガーリックのクラッシュ粒が浮いており、なかなかおいしいのです。菜っ葉とニンニクのポタージュスープという程だなあ。青々しい香りが未成熟のジャガイモのすりおろし的なニュアンスとちょっと重なる感じがあって楽しいです。さらさらでパンチが効いていて他の料理との相性もいいぞ。良いものだね。

ドライカレーはなるほど、このタイプかと膝を打ったのです。トマトベースの挽肉とタマネギを使ったセミドライの仕上がり。比較で言うわけではなくて、面白かったので思い出した感じなんですが、わたしの愛する新宿のはずれのあの店「パトワール」のC弁当に酷似しているんだよ。そう、パトワール新宿店のカーンさんの手になるドライカレー弁当を思い出したのです。ははあ、なるほど。

捉え方、もの言いという話しになるけれど、これもあれも、まったくドライではないぞと思っています。ドライってのは新宿のハイチのあれのようなことを言うのだと考えています、わたしはね。個人的に、ということです。ドライカレーの定義がその場全員納得できるものにたどり着いたことがないよなあ。あるものはカレーピラフのことを指し、あるものはキーマカレーをそう呼ぶし(キーマカレーも定義があやふやだと思っているよ)。そもそも定義などしないでいいとも思っているんだけどね。

 

 

そういう話はさておき、なかなか旨かったんです。ちょいと単調な味と感じるもタマネギが途中途中でアクセントになり飽きさせないという感じで。玉ねぎ、火の入り方が上手で食感がいいよね。それと先述の緑色のスープも混ぜると変化が出るのが楽しいです。うん、十分な満足だわ。

次回はホイワイトボードのメニューを順にいってみようと思っています。ほんとうは友人たちと大勢で来るのがいいとは思うのだけどね。どうもひとりで動いちまうのです。そういう男です。