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用事が多い千葉方面。行き来の時に何度か見かけて気になっていた松屋フーズの最近の業態。松屋、松のや、マイカリー食堂の3業態合体店というのがあるんですよ。
カレーですよ。
少し前のエントリーでも書きましたが、そういう携帯のお店があります。いつも通りかかるのは幕張インター店。とても興味深い店舗で、ホール、キッチン、調味料コーナーやカトラリーサービス等は共通となっており、券売機が別々という構成。とんかつ業態の松のや、カレー専門業態のマイカリー食堂はそれぞれ0時閉店、松屋のみ24時間営業という営業時間になっています。
マイカリー食堂は約20店舗ほどの展開なんですがその半分以上が併設店形態でなるほど、カレーのオペレーションの利便性を活かしているのだと納得できるんですね。関東以外での出店もあるようですがホームページ上ではそちらではまだバターチキンカレー以外のスペシャルなメニューは出していないように見えます。
さて、
「マイカリー食堂 幕張インター店」
以前水天宮前の店に行った時に、松屋フーズのホームページを見てブランドまたぎのコラボメニューとかあるんじゃないかと精査したんですが、とくにそれはない様子だったんですよね。
で、その流れでホームページをいろいろと見てみればマイカリー食堂の各店ごとに扱いがあるないなどメニューに少し差異があることを知りました。その差異の分に面白い期間限定メニューがあるみたいでね。
それで水天宮店に出かけ「オマール海老ソースのクリームカレー」というのを食べたんです。松屋の本体の方で期間限定販売になっていた「オマール海老ソースのチキンフリカッセ」の応用メニューと思われます。正直それほどバランスよく仕上がっているとは言いがたく（すいません）リピートはなかったんですが、その時店頭ポスターで「マッサマンカレー」なんていうメニューを見ました。すげえなおい。そういうのもあるのかあ。ホームページには情報はないようで「オムレツマッサマン」なんて奇想天外メニューまであったんですよ。
そんな体験から、じゃあ幕張インター店、どうなのか、とたずねていくと松屋とのブランドまたぎメニューを発見。なんだ、やはりあるじゃないの。
「ホクホクの肉じゃがカレー」
というやつで、よし、これたべましょう。
あれ？しかし。
イートインは終了してるんだって、もう20時をすぎてるから。そうであった、そうかあ、そうなのかあ。牛丼店も同じなのかあ。こりゃあ致し方ないですな。
ふと見ると駐車場のクルマの中で食事を取る人が多くいました。なるほどね。さながら古き良きアメリカのダイナーとドライブインシアターのごとき光景っていうのは言い過ぎかな。いやなんか不思議なことになっているなあ。うーん、よし。わたしもそれに乗ってみることにしましょうか。
「ホクホクの肉じゃがカレー」はお肉は松屋の牛めしから。それにじゃがいも、タマネギを追加してカレーに投入という形のメニューです。これがなかなか悪くないんだよ。
タマネギの大きめのカットも食感に効果的だし牛めしの肉は思ったよりも味が強くなくて、たしかに肉じゃがの肉的に感じられるし。いいじゃないいいじゃない。強すぎないマイカリー食堂のオリジナルカレーソースによく寄り添う味だと思います。なかなかいいぞ。
十分にまんぞくできる量と味に仕上がっていましたよ。
お弁当のパッケージがなかなかこれが凝ったものでね、ちょっとコストを考えてしまうくらいしっかりしたものでした。
持ち帰りに関して考えれば、ごはんとカレーソースは完全分離、各個別蓋付で完璧にこぼれず、ごはんの方にカレーソースがおかしな風にかかったりせずで高機能。とてもいいです。
でも、もう少しラフでもいいかもしれない。容器代、大変だよね。無理しないでね。
とにかく悪くなかったです。お店で食べたかったなあ。深夜仕事をしているみなさんは困ってるだろうなあ。頼みの綱の牛丼店がねえ。
