カレーですよ4581(幡ヶ谷 スパイス)甲州街道を通るときに避けて通れない。

どうしても好きな、山方面に向かう国道20号線という道路があります。そこに向かうにあたりどうしても通りかかる大好きなカレーライス店があります。

つまりどうしても寄らざるを得ないということです。

 

 

カレーですよ。

 

 

そんなふうに通りかかっては寄ってしまう幡ヶ谷のレジェンドカレーライスレストランがあります。

今ではなかなか見かけなくなってしまった「カレーハウス」という営業形態で長くやってらっしゃる、とてもありがたいお店。

創業が1975年という老舗店なんです。

 

「スパイス」

 

ただのカレーライスだったらわたしは30年近くも通わないですよ。ここのカレーライスは他とはちょっと違うんです。

洋食店で出てくるカレーライスは大抵カレーソースは1種類と決まっています。そこにカツが乗って、ハンバーグが乗って、メンチが乗って、というスタイル。また中に入る具材の肉も後入れだったりするでしょう。悪いことではないんですよ。だいたいそれがスタンダード。

が、ここ「スパイス」のカレーは凝っています。チキン、ビーフ、ポークと3種用意されるカレーはカレーソース自体の味と作りが別物、別々に作り上げる手間がかかったものなのです。

チキン、ビーフ、ポークと並べましたが、それぞれ辛口、中辛、甘口となっており、味の方向も別々になっているのもおもしろいんです。

チキンはシャープな辛口、ビーフはデミグラス系、ポークは昔ながらの甘く濃くどこかラード的な匂いが懐かしさを誘うもの。どれもおいしくて選び難いんですが、長く通ううちにわたしのベストチョイスになったのは、

 

「エッグ入りポークチキン」

 

いまではこれ一本やりです。

ポークカレーとチキンカレーのあいがけでゆで卵が入るメニューです。20年どころではなくこれ一択なんですよ。あいがけの組み合わせは各種あるんですが、試行錯誤、熟考の末、これ。

他の店では体験したことのない辛さの方向性とシャープさを持つチキンカレー。それに甘く、カレーシチューのような味わい、シチューのようでぎりぎりカレーとしての立ち位置を奇跡のバランスで見せてくれるポークカレーと。

この二つはどうあっても他店にはないと感じて惚れ込んでいます。

なんだかんだでこんなに定期的に長いあいだ食べているカレーはそう多くありません。

 

 

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