カレーですよ4950(西荻窪 對馬流南インド系辛口料理店 タリカロ)辛くないタリカロ。キラークイーンは無理。

ご無沙汰していたんですよ。すんません。

 

 

カレーですよ。

 

 

そもそも西荻窪、日が高いうちに電車で来るなどいうのが久しぶりだったんだよね。最近ではてっぺん過ぎあたりにクルマで立ち寄って銀行裏のたこ焼きたけちゃんが屋台を出していないか確かめて帰るばかりだったのですよ。たけちゃんやってるとうれしいのよねえ。

それとさ、最近ではすっかり意気地がなくて辛いと聞くと腰が引けるのです。とほほ、、

 

「對馬流南インド系辛口料理店 タリカロ」

 

は、カライんです。辛口のカレーで有名なお店なのは皆さんもご存知のはず。奈良の激辛有名店で気合一髪、東京に移転して人気になっています。だもんで、辛口を食べねばと言うプレッシャーを勝手に感じているわけです。お店からではなく「タリカロに行ったのに、、」と指差すくちさがない連中からのプレッシャー、いうことです。

 

が、タリカロ、基本旨激辛であり、そのうえ辛くない料理もちゃんとあるんだよ。そしてこれがまたえらい旨い。すごく旨い。そうなんです。

お店に入ると店長、リカさんが喜んでくださいました。あたしもうれしい!スミマセン、ご無沙汰しちゃって。タロさんも元気にしてらっしゃることを聞いてうれしさこみあげます。彼の料理はサイコーだからね。

快適な席につき、エビカレーをミールススタイルの方でもらうことにしました。

 

「海老カリー・プレート」

 

です。

まずはメインディッシュのエビカリー、これがね、すごい美味しい。

わかっていたつもりなんだけど、こんなに美味しかったっけ、と自問自答するくらい旨い。うわー旨いなあ。

正直に思ったことを書くとね、水筒に入れて持ち歩きたいくらいなのよ、いやホントに。歩きながらエビだしチャージだよ。ホントにサーモマグで持ち歩きたいくらいなのです。優しく、旨み太く、からだにしみこんでゆくこのお味。リカさんにそのまんま伝えたら笑われたぞ(笑)

 

ラッサム、お店、コックさんによって味の個性が出るよなあといつも思います。タロさんらしい繊細な個性が出ているなあ、とため息が出るね。

サンバルは豆がいっぱい溶けててふくよかでおいしい。優しくて食べ応えがあります。野菜大好き、サンバルはいい。いいねえ。

ダール!これもうまーい。うまーい!など伸ばしてしまうくらい旨いのです。こんなに良かったっけか。柔らかな口当たりと優しいお味なんですが、ちゃんとパンチがあって上手に食欲を引っ張ってくれます。うむ、む。こりゃすごいな。

パイナップルピックル、これサイコーであるよ。今日は穏やかな味のミールスとしたのですが、辛いチキンやアーンドラマトンなど選んだ時はこれが助け舟となるんです。

野菜のポリヤルもすごくいいです。キャベツと豆だったかな。個性的だったし、これ、ボウルいっぱい食べたくなるよ。

いろいろ言いながら、しかし食べ進めるうちにあの旨辛いマトンも食べたくなってきている自分がいるわけです。タリカロマジックです。

激辛ばやりの昨今でありますが、体にきつくない、激辛南インドスタイルというお店はそうそうないと思います。

對馬流南インド系辛口料理は特別なのです。