カレーですよ5734(本郷 URAぼなっ)ほっとできる幸せな空気。

結局、神楽坂時代は行けないまま。けっこうな心残りでした。

 

 

カレーですよ。

 

 

神楽坂に「ボナッ」という名前のカレー専門店がありました。行きたかったんですよ。それで、いつものようにぼやぼやしているうちになくなっていました。ダメだなあ、あたし。思ったらすぐ行かないと。その後移転と聞いてホッとして。ホッとしたままGoogleマップにもピンを打っておいたんですが、そのままになっていました。いかんいかん。

珍しく自転車に乗って秋葉原・お茶の水界隈にいました。実は足首を痛めててね、快方には向かっていたんですがまだもう少し、という感じで。その日どうしてもわたしのHQ「デジタルキッチン」に行きたい用事、行かねばの用事ができました。それでおじいちゃんの歩行器がわりに自転車を折りたたんで都営新宿線に乗ったのです。つまり体重で足首をいじめない方法として自転車を選んだということ。思うよりも効果的でした。よかった。最短距離の歩行とエレベーターというルートを組み立ててはいましたが、改札から地上までは少ししんどかったよ。とはいえ。

で、「思うよりも効果的」な自転車移動で「思うよりもラク」と調子に乗って湯島や本郷あたりの坂を上がったりしてみました。なんとかなったよ、漕がずに押したんだけど(坂、結構多い地域だよね)。それでもう少し自転車を漕いでいる時に思い出してしまったのです。そうだ、移転先、本郷じゃないか。今いる場所から目と鼻の先だよ。

 

神楽坂も湯島もそうなんですが都内でクルマを使うと駐車場に苦労します。アテにして行ったら満車、空いていると思ったらバカ高い、駐車場、え、工事中?!そもそも駐車場がないじゃん、、、などいろいろあるわけです。それもあってついつい郊外のカレー、北関東とか甲信越カレーになっちゃったり、そんなだからハラール料理になっちゃったりと、そっちはそっちで楽しい。ウケは、、、キレイでカワイイカレーよりも悪いです(笑)。別にいいんだよ、人のためにカレーは食べないからさ。

さて、移転後の新生、

 

「URAぼなっ」

 

移転してからもう6〜7年経つのではないかしら。居心地良いクリーンな店内です。センスのいいうるさくならないインテリアと好きな感じの椅子のチョイス。いいねえ。水槽があるのも好きな感じです。5月の晴天の鮮やかな屋外から店に入ると気持ちがすーっと落ち着きます。快適だ。

さて、カレーです。

カレーは日替わり2種が用意され、その2種がひと皿に集まる「デルタカレー」が推しとなっていました。単品の1種盛りもできるようです。

 

「デルタカレー」

 

を注文。この日はシーフードカレーとドライキーマカレーの2種でした。やってきたお皿は美しい見栄え。

ああ、いいな、いい。好みだな、きっと。

 

シーフードカレー

どこか和風を感じさせる濃いめの魚介出汁のうれしさよ。そこにスパイスがほんのりと乗って来る感じでしょうか。丁寧なつくりを感じさせます。いい意味での手作り、家庭的な、しかし工夫がある良カレーです。カルダモンのホールなど入るんですが、穏やかにスパイスが効く感じでスパイス推せ推せになっていないのがいいんだよ。バランス、調和ってものがあります。これはかなり好きだなあ。

ドライキーマカレー

これまた和風の雰囲気があります。旨み強く和風鶏そぼろカレー風味的な仕上がり。大変美味しいです。よく噛んでゆくのが楽しいものだね。噛んでゆくと旨みが深くなるのが楽しいんです。例えばこれにカレー粉をあと一振りかけてやったら凡庸になってしまうと思う。ここで止めてこの個性、なんじゃないかしら。キーマカレーと鶏そぼろの境界線にある感じでしょうか。そこが魅力です。常備菜で冷蔵庫に欲しくなるぞ。

 

どちらも日本人の舌が反応せざるを得ない舌を掴んでくる旨みがありました。カレーの姿をしているんですが、料理上手の家庭へ美味しいものをいただきにお邪魔する、といった空気感。優しいものを頬張る楽しさとしあわせがありました。副菜も美しく、ちゃんと美味しく味も見た目もこのカレーの差し色にぴったり。日々通えるタイプのお店だなあ。とてもいい。

 

しかも1000円だよ。1000円でこれが出てること、とんでもないです。素晴らしいことだよ。

あっ、聞き忘れた。なんでデルタカレーなんだろう。