カレーですよ5778(大島 ジャシャン)ビリヤニ、ティッカ入り。

近所でビリヤニを食べたい時は中の橋商店街へ行くのです。うーん、そうじゃないかな。

 

 

カレーですよ。

 

 

あのお店に行きたいなと思って、出かけてゆき、店に入るとと迷うけどけっきょくビリヤニを食べてるっていうのが正確かしら。そういう場所があるのです。ビリヤニがなかなか好印象のお店なんであるよ。ビリヤニについて思うところがあるのです。現在の日本のビリヤニ事情はカンブリア期の生命の大爆発のような状態ではないかと思っているんです。

日本人シェフ、ビリヤニを知らない外国人料理人、本国の本物を知るシェフ、勉強熱心なメーカーとそうではないメーカー。マニアに家庭の主婦。それらが渾然一体となって好き勝手に解釈をしてニッポンの食材を使ってビリヤニを作りまくっている、世界でも珍しい状態が現在のニッポンなのではないかしら。ニッポンカレー史を遡ってみるに、バターチキンの爆発とタイグリーンカレーの爆発のときの事と比較できそうです。本国からマニアの手に渡り、外食個人店が取り入れ、メディアと受け手の人々が互いに追いかけっこをして大ブーム、という流れ。既視感を感じます。

さて、

 

「ジャシャン」

 

地域にあって上等の部類に入るレストランだと思っているんですよ。オーナーの上品な趣味と現場の雑多な感じが程よくミックスされていて居心地がいい。いつきてもシックで趣味が良いと感じさせます。最近ではこういう感じ、少しずつ増えてきているんじゃないかな。

で、どうしても、何回メニューを見てもついついビリヤニを頼んでしまうんです。本当はカレーを食べたかったのに気がつくビリヤニを頼んでいること数知れず。ここのビリヤニに好感を覚えているからだな。

気の抜けた感じにさせないピリ辛具合。適量を少し越える満足感強い量。なんだかいいんです。この日頼んだのは、

 

「チキンティッカビリヤニ」

 

ティッカをビリヤニに入れてあるやつ。

シークの穴が空いたタンドール調理の跡が残る正しきチキンティッカが十分な量が入ってきます。いいねこれ。ところどころにグレイヴィの名残りの固まってムチッとした場所があり、この部分がたまらない美味しさ。こりゃ上出来だね。

ナスのカッタっていったかしら。グレイヴィソースがつくんですが、これが存外に美味いのです。トマトベースでタマネギ甘く、酸味はタマリンドかもしれない。毎度これがメインのセットがないかと思ってしまうんですよ。今度店員さんにそういうのできるか聞いてみよう。

ライタがついてきますがもちろんビリヤニにかけますが、サラダにもよく合うんだよね。これ楽しいからっやってみるといいよ。ナーンとかがついてくるようなセットだったら食べる時にサラダにライタかけてナーンに挟むと美味しいサンドイッチができます。試してみてね。

セットでついてくるドリンク、ラッシーにしたのですが器が古のワンウェイのストリートスタイルのチャイカップの形を模したものを使っているのです。いいねえ、これ。そういうものをレトロスペクティヴに捉えて使っているんですね。オーナーのセンスがモダンなのだと思います。

この日も過不足のない満足。次回こそカレーメインのセットを頼もうっと。気が付かぬうちに新しいメニューも増えた様子。早々に、もう一度