
これはね、2026年に於いて100点でいいんじゃないかな。マニアとは言わぬけどわたしのようなインド擦れした舌の男がそう思うのです。
カレーですよ。
各所で話題のアレを買ってきました。天邪鬼気味で、いやもうみんな知ってるからいいだろ、とか思いがちなあたしなんですが、そしてコンビニはセイコーマート以外興味がない最近のあたしですが(笑)、ついでもあって買ってきたよ。


セブンイレブンの、
「エリックサウス監修 骨付きチキンビリヤニ」
まずチキン、ちゃんと味のするうまいやつで上出来なんです。こんな言い方ですまん、でも言葉の通りです。そいつが2本入るんです。なんだからわかんない、味のせぬチキンを寄越してくるお店だってある中、比較にもならぬ好印象です。素直にうまいぞ。


粒の大きい立派なクローブがぽろりと数本入っており強く香りを主張してきてこれまたうれしくなります。グレイヴィの中に入っていたのでしょう、飴色しんなりタマネギが甘くて幸せ。ごはんは長粒米使用でしあがりはしっとりめ。これもいいと思う。


そうこうしているうちに口中しっかりと辛くなってきます。いつもわたしが使う表現ですが「必要にして過剰ではない辛さ」がしっかりと乗っています。いやはや大したものだなあ。茹でじゃがいもが入っておりちチラッと「?」とも思いますが旨いし合うのでオーケー。なんかちょっと入ってると日本人は嬉しいし。


いつも思うんですが、こんなに旨いもの開発してるんだからさ、プロダクト、ブツと別でプラスの施策が欲しいよね。たとえばだけど、期間限定、アンテナ店のみでいいのでイートインスペースを作って、このビリヤニであったらタマネギなど刻んでライタ/ヨーグルトソースと合わせる提案などをそこで展開、ショーケースにしプラス買いを促進したり。なにか面白いことをやればいいと思うんです。



設備や投資金額やらには無責任承知で言ってますけどね、コラボだなんだだけではなくて会社自体の取り組みで「面白いことをやってる会社だなあ」とカスタマーに思わせねば客を取り返せないのではないかしら。
話が逸れたね。ビリヤニに戻しましょう。


稲田俊介さんのこわいところはこういうところだよ。自社のキッチンではなく、セブン&アイのテストキッチンでもなく、工場のセントラルキッチンのことを想像しつつその範囲の外側まで、つまり生産時の素材その購買や質、物流やマーケティングまである程度全体を見渡して把握からこれを監修していると思われるところ。いやそうに決まってるよ。そういう仕事ができる人だと思っているし、そうじゃないとこういうプロダクトに仕上げるのは無理でしょう。もちろんセブン&アイの持つ資質あってのことではあるけどね。そんな男が作ればやっぱりこういうのが出来上がるんだ。そりゃそうだ。


雑にいうと「よくまあこの値段でこの味で全国流通させたなあ」ということ。ニッポン国民の舌の偏差値の現在を見据えねば実現しなかったのではないかな。そう感じます。
