
久しぶりのバカメシ(褒めてる)との出会いであるぞ。題して「カニかま溢れ寿司」であるよ。なんじゃそれ。いいじゃん好きなやつじゃん。こういうのでいいのこういうので。
カレーなしよ。
この日、本当はアテがあってやってきた秦野丹沢スマートIC。水無川のほとり。「ミートアンドスパイス ポノ」はお休みでした。まあ、よくある話しで驚きもしないわけです。とはいえおなかはへっちゃった。ならばと急いだ山北の246号沿い。だいすきな「みやこ食堂」にもランチタイム間に合わず。で、ほかにあてもなく気がつけば山北の道の駅にいた、という次第。



「道の駅山北」は小さな小さな道の駅で、可愛らしいロードサイドのパーキングスペース的なサイズ感。そういう感じ、気に入ってるんです。それで、そこから眺められるのが「山北天空大橋」の建設中の姿。新東名の最難関工区の大型橋で、日本最大級の橋になるとかなんとか。橋が両側から伸びて行ってつながるまでをたまに見に来ていました。


「山北天空大橋」は完成すると日本最大級のバランスドアーチ橋になる予定です。下を流れる河内川の上空約125mに架かる新東名の要衝。橋脚間=最大支間長220m、橋全長上り線771m・下り線692m。で同種の構造物としては国内最大級になります。建設中の今ならまだ丹沢山地の険しい地形のなか、みんな大好きインクライン/斜交エレベーターが資材を上げるのを見ることができます。


それとここらへん、都夫良あたりは鉄道萌えポイントも多数あって、御殿場線がレンガの橋脚が支える橋を渡る光景なんかなかなかにいいわけです。おさるもいます。とてもいい。


で、腹が減りまして。
例によってちょっと中途半端な時間です。カレーのお店も定食屋さんも今は昼休憩だからなあ。それで思い立って立ち寄ったのは、
「小田原百貨店山北店」
例によってわたしの「ローカルスーパーマーケット全部寄る主義」の賜物であります。

何度も言い続けているんですけどね、旅先でその土地の生活を知るのは市場に行くのが手っ取り早いわけですよ。食から見える地域の特色はその土地を知るための一番ハードル低い入口だからね。スーパーマーケットを眺めると土地の食が見えてきます。親近感が湧いたり、驚いたり、楽しいったらありゃあしない。

そんなわけで売り場を見て歩きます。レトルトカレーのコーナーは必ずチェック。多少の地域性(ご当地カレー、ジビエ、土地の海産物などを使ったの品が置いてあったりする)が出ていたり、メーカーの縄張りを感じたり。とはいえナショナルブランドが強いコーナーでもあるからね。バイヤーの取り組みや傾向も興味深いものです。

肉と魚、特にお魚は土地の色が出やすいので必ず見ます。海産物加工品や寿司なども地域性が出るので面白いんですよ。パンはご当地メーカーなどを探すのはあたしの趣味みたいなもんですよ。調味料、ドレッシング、缶詰などもご当地産が浮かび上がって見えます。調味料もいいよね。静岡寄りの神奈川、しかも「小田原百貨店」なわけで、天神屋の「たぬきむすびの素」なんてのがあってうれしくて買いました。天神屋、好きよ。ロードサイドで見かけると静岡に来たなあ、という感じがします。
そして弁当と惣菜。一見それほど差は出ないだろうなあ、とか思う貴兄に言っときたい。注意深く見るとなかなかに楽しいものがあるんですよ。栃木にはいもフライが、千葉には祭り寿司(花寿司)が、その他いろいろな場所に野菜の寿司、ピンク色の甘い赤飯、やけに長いいなり寿司、とにかく地域に根差した惣菜には面白いものが多いのです。

そして、そんなご当地ラインナップだけが惣菜・弁当ではないんだよ。急な変わり種に出会えるのも醍醐味なのですよ。出会ってしまったよ。その名前は、
「カニカマ溢れ寿司」
たっぷりのカニかまと酢飯、そこに容赦なくマヨネーズというダメな感じのん弁当であるぞ(褒めている)。このうえから醤油をじゃばがけしてもいいと思います。


ああ、あれか、これは回転寿司のアレを4巻分くらい集めた感じか。そうだな、これはそういうものだね。しかし、あの皿に乗ってくる、よく軍艦巻きになっているやつが急に酢飯を4〜5個分敷き詰めてわさわさとカニカマほぐしを乗せて出てくるとなんというか、迫力ってもんが出るわけです。


いい、これいいな。こういうのは欲望に忠実な気がするよ。
これ、タイの人たち好きなんじゃないかなあ。


そんでイートインコーナーに駆け込みます。「小田原百貨店山北店」のイートインコーナーは小さいけど快適。いいなあ。小田原百貨店いいなあ。お茶も無料だしな。なんか追加で揚げもんとか買ってきちゃおかな。快適で落ち着くぞこの小さなイートインコーナー。

そうか、「スーパーマーケットイートインの旅」、やるかあ。
