【断食体験】ファスティングメモ その5 断食ごはんメモ

3月の終わりにご縁をいただいて、伊豆高原にあるファスティング・リトリート施設「やすらぎの里 養生館」に5日間の滞在、断食の体験をしてきました。まだいくぞ5回目の記事。

ここまでもちょこちょこと書いてますが、改めてまとめてのご紹介。断食中のごはん事情。え、いや断食でご飯って、、、いやいや、もちろんご飯食べるんですぞ。5日間の日程の中で完全断食の日は2日間。到着当日(前日自宅で20時から固形物を取らず)から翌日夜、正確には翌々日朝までの固形物を一切取らない時間があって(お茶、水分は飲み放題)、そこから3日目の朝食(回復食)、夕食(回復食)、4日目の朝食(回復食)夕食(回復食だけどかなり通常にもどってる)、そして5日目の朝食という感じの流れです。

 

1日目:到着。館内ツアーと問診、説明会、断食1日目(前日20時より固形物摂らず)

2日目:施術2種、断食2日目(具のない味噌汁等)

3日目:施術2種、回復食1日目(お粥からスタート)

4日目:ドライブ/みかん狩り、回復食2日目(おかず類も増えた和食)

5日目:帰着。回復食最終(きちんとしたおいしい和朝食でボリュームもある)

 

 

断食メモ 1日目 「夕食」

夕食の場が持てる、というだけで驚いた。そうなのか、夕食か。もちろんそれは罠で(罠ではない/笑)品書きは味噌汁のみである。プログラムの種類で断食をしている人と養生食の人が混在する。断食ではなくカロリーを絞った控えめの食事というコースもあるわけだ。そして断食の人には味噌汁が1碗、供される。具材なしのちょっとこだわったいいやつ。十分に幸せだ。非常に薄味なのだがどうにも沁みる。

 

静かな気持ちで味噌汁を食べる。飲むのではなく木のスプーンでひと口ずつ、すこしずつくちに運ぶ。どこにさかながいるのか、どこに大豆がいるのか、考えながらその味を、舌で口の中に広げていってやる。少し酸っぱさを意識させられるのがおもしろい。発酵、すべて酸っぱいわけではないが、やはりどこかに酸味がかくれている。舌の上で転がすと甘みに変わる。奥のそのまた奥にちらりと苦味のようなものが見え隠れする。味に対する解像度がこんなにも上がるのだ。

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具なしお味噌汁 〜断食コース ~ 1人 22kcal

昆布、かつお、さば、いわしの削り節で取った1番だし。

そこに3種類のお味噌(米、麦、玄米)で味付けしました。

お出汁とお味噌のシンプルな味わい、香りを味わってみて下さい♪

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断食メモ 2日目 「朝食」

早めに目覚めた26日朝。朝食はニンジンのスムージー。献立には「人参ジュース」とあった。とても自然な、おかしな感じがない、無理がない自然な味で素直においしい。きのうの味噌汁と同じくティースプーンほどのサイズの小さめのスプーンで、これも噛むようにゆっくりと味わう。ジュース・スムージーであるが、食べる感じでいく。お腹に入ってもそこから食欲を刺激してこないのはありがたくも不思議な感じ。

きのうと同様で口の中に広げてやってじっくり味わう。焦らない。じっくり、じっくりだ。レシピ付きでうちに帰っても実践できる。ありがたい。

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人参ジュース 〜断食コース ~ デトックスコース ~

・人参60g

・りんご(皮をむいて)20g

・しょうが汁0. 25g

・りんごジュース30cc

・アルカリイオン水40cc

・レモン汁3cc

人参を使って、皮ごと使用しています。色の濃いもの程、カロテンが多く、抗酸化作用が高いです。アンチエイジング効果、ガン予防などにも効果があると言われています。

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断食メモ 2日目「夕食」

豆乳味噌汁、そういうのがあるのは知っていたが、なかなかいいものだった。スープと味噌汁の中間のような印象でおいしい。やはりきょうもゆっくりとスプーンでひと口ずつ摂っていく。今日はきのうと違って小一時間の大きなアップダウンがある散歩をしたからか、多少空腹感がある。が、絶対的なものではない。気持ちひとつで抑えられる程度のもの。

ははあ、わたしはこんなにストイックにやれる人間だったか、と,自分に感心したり疑ったり。本当のところはどうなんだろう。わたし、というよりは人間としてのパフォーマンスという話だろうか。いや、おおげさだな。

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豆乳のお味噌汁 1人分

・一番だし(昆布、かつお、サバ、イワシ節)108 C C

・米味噌(自然の味)適量

・豆乳36 C C

①一番だしを温め、米味噌を入れる

②冷ましてから豆乳を入れて、ゆっくり弱火で温める。(一番だしと豆乳の割合は、3:1です)

*沸騰さないように気をつけて下さい

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断食メモ 3日目 「朝食」回復食

ほぼ味付けのない大根のすまし汁。辛味はなくうっすらした自然な大根の味。お味噌の入らないお味噌汁的なもの。

味噌、醤油こうじが共に鮮やかな味に感じられる。味の純粋さとでも言おうか、輪郭がはっきり感じられてお汁の中から薬味の味を探し出すようなストイックなものだが普段使わない舌の感覚と頭を回転させる感があってなかなかに面白い。

ニンジンのシャーベットはニンジンすりおろしを甘酸っぱく仕上げてある。冷たさからもあるのか味の輪郭がシャープで楽しい。自然な甘さがほんのり、酸っぱさで目が覚める。こういう場所じゃなくても食べたい良いもの。

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・回復大根(大根を昆布だしで煮たものです)(自然味噌、たたき梅、醤油麹)

・人参シャーベット(リンゴ、レモン汁)

※まず、たたき梅をお汁にといて、お汁から半分先にお召し上がりください。

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断食メモ 3日目「夕食」回復食

ついに食事らしい食事がやってきた。お粥。そうか、おかゆにするとごはんってのはこういう味だったな。黒胡麻の胡麻塩は胡麻多め塩控えめ。こんなにも香ばしい。梅干しのこの存在感。控えめの味わいのお味噌汁。塩味極控えめでその分出汁の味、香りが際立つ感。豆腐がしっかりとした木綿で幸せ込み上げる。滋養というのはこのことか、と実感するような食事。刺激をくるりくるりと回避するような仕立て。

梅干しを入れた粥から味噌汁に戻ると味噌汁を甘く感じる面白さ。にがりのクセ、豆の味、出汁のいりこなどの味香りが混然となってやってきて、それを舌と頭で解像する。なんという楽しさ。食事というのはなにを何品、どれだけ頼むというものではなく、出されたものを自分の工夫と感性でどれだけ楽しむか、そういうものではなかろうか。そして少し忘れていた空腹を満たす幸せ。

いろいろとおもしろい体験をして気をつけないと出家しそうである。

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・薬膳粥

(黒米、きび、ハト麦、小豆、クコの実)

・豆腐の味噌汁

一番だし(カツオ、サバ、イワシ節、昆布)

使っている味噌(自然味噌、麦味噌、玄米味噌)

  • 大梅
  • 薬膳粥はもっちりして胃腸を温め、食べ応えもあり元気が出るお粥です。

やさしい豆腐の味噌汁と相性バッチリです。

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断食メモ 4日目 「朝食」回復食

玄米のリゾットは和風仕立て。大根、ニンジン、グリンピースがダイスでサイズを揃えてあって食べやすくいい感じ。ここまでの食事より少しだけ味が濃くなっていて食が進む。玄米、よく噛んで風味を味わうのが楽しい。

キャベツの煮物、薄味でこんなに美味しいかあ、と感心。なるほど、キャベツってこういう味だよね。わかりやすい強い味やコントラスト強いエッジィな味は簡単に楽しい。が、こういう薄味のものは味わうという意思を持っていないと楽しく食べられないだろう。もてなし、身体に良い、わかりやすい、のちょうどラグランジュポイントにあるのがこれかもしれない。

豆乳ヨーグルトは甘くない、プレーンな豆乳ヨーグルト。酸味抑えめで強くクリーミー。これをカトリに入れてライタとしてインド料理と合わせるとやんわりした雰囲気が出せていいかも。リゾットに入れてみてもよかったな。試せばよかった。

どの料理も〇〇ってこういう味だよね、と思い出させてくれる。それを強く意識しながらよく噛んで、舌で掻き回してよく味わってから、飲み込む。飲み込んで一息ついてから次の箸を口に運ぶ。急いではいけない。食事はそうあるべきだと思い、ちゃんと楽しまねばと感じる。

よく噛んで、口の中で舌でかき回して、舌からの味を頭でよく感じたり考えたり。口の中がカラになってから次の箸、スプーンを、と意識したり。頬張る幸せを追求するなら上記少しだけ逸脱可能。そんな感じだ。このメニューを食べてすぐおなかがゴロンゴロン言っている。

 

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・玄米のリゾット(大根、人参、じゃこ)やすらきの里人気メニューです!

・キャベツの煮物(二番だし、揚げ)

・豆乳ヨーグルト

・リゾットは根菜、じゃこで煮た雑炊のような和風のリゾットです、お粥より味が付いているのでゲストの方々に好評です。

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断食メモ 4日目「夕食」養生ごはん

白和えの豆腐味が濃厚。クリームチーズのようだ。逆に白和えをクリームチーズで作ってみたい。ぱりんとした歯ごたえも心地いい。少し青々しさを感じるのは春菊か。菜の花のおひたしは優しい苦味。ラペはしきっとした酸味とにんじんの香り。胡麻豆腐は香ばしくねっとりして甘くしないババロアのよう。

五部付きごはんねっとり美味しい。グリンピースのほんのり苦味もいい。お吸い物の生麩の存在感にびっくり。五目巾着、旨い。蕪もすごくいい。蕪がとろけて素晴らしい。甘酢漬けのパプリカにピリリと辛さを感じる。辛いものは久しぶりだな、と思う。

食べるって本当に楽しいなあ、と心から思わされる。食べないことで食べることを知る。そういう思いが残る。

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養生ごはん 2026.3.28

三点盛(菜の花のお浸し 有機人参のラペ 白ごま豆腐)

お吸い物(生麩三つ葉)

五目中着とカブ、フキの煮物(豆腐 椎茸 人参 クコの実 油揚げ 干瓢)

白和え(春菊 人参 こんにゃく)

グリーンピースで飯(五分付き米 もち米)

パプリカの甘酢漬け

よもぎ豆腐白玉(黒みつ茹で小豆)

ほうじ茶

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断食メモ 5日目 「朝食」

こんなに食べられるかな、と思う自分がいる。しかし、食べ切れる。これはもう、普通の旅館の朝食、それも質の良いもの、だ。回復食でも養生食でもなく、当たり前の食事。その当たり前のなんと尊いことよ。断食から始まって回復食で生まれたての気持ちを味わって、養生食ですくすくと成長して、この朝食で人として元に戻った。そういう旅をしたような気分だった。

ちゃんと何かを掴んだ感が残った。

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養生館の朝食

「健康@干物定食」

・寝かせ玄米

・お味噌汁(豆腐、地のり、ネギ)

・自家製糠漬け
・山幸さんの鯵の干物(大根おろし)
・すき昆布の煮物(人参、揚げ、椎茸、じゃん)
・おかゆパン(レーズン、大根、人参)

・季節の果物 甘夏ゼリー

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続く、、かな

 

断食メモ KURAFTリンク

断食あるいはファスティング体験で見えた景色1〜事前情報と心構え〜

https://kuraft.jp/review/fasting-program-1/

断食あるいはファスティング体験で見えた景色2〜自宅での準備〜

https://kuraft.jp/review/fasting-program-2/

断食あるいはファスティング体験で見えた景色3〜5日間の日常〜

https://kuraft.jp/review/fasting-program-3/

断食あるいはファスティング体験で見えた景色4〜結果と気づき〜

https://kuraft.jp/review/fasting-program-4/