カレーですよ5817(レトルト 新宿中村屋 インドカリー チキン)レトルト高価格高付加価値化の先兵。

いつ何度食べても同じことを思うのです。レトルトのこれ、ちょっとすごいよなあ。

 

 

カレーですよ。

 

 

このレトルトカレー、わりとどこにでもあって手に入れやすいものだと思います。ちょっと気の利いたスーパーマーケットなら置いてあることが多い。バイヤーさんも「新宿中村屋」というブランドバリューがあるから仕入れをし破れをしやすいという心理的なところもあると思います。有名どころ、鉄板だから。

新宿中村屋のインドカリーシリーズはどうにもこうにもよくできているんです。

まずあの強く鼻を抜ける青々しく力強いスパイスの香り。その心地よさ。袋に詰めた料理の香りがあれだけ強く香るってのは、なにか鬼気迫るものを感じずにおれません。味も同じく。これはインドカリーシリーズの野菜カレー。

 

「新宿中村屋 インドカリー チキン」

 

です。

少し苦味を感じさせつつ、しかしチキンの包容力でその苦味から甘さ旨みのほうに引っ張っていかれての着地。これは本当に上手いと思うんだよ。お見事の一言です。そして一番強く思うのは、中村屋スタイル。異国の料理なのに身近に感じさせる味のチューニング。これこそ新宿中村屋の世界観だと思っています。

これについては旧本店のラウンジで散々ランチで食べ放題をいただいた経験から舌がその方程式を覚えているんですよ。なにがどうなって中村屋節、中村屋テイストなのかを説明するのはなかなか難しいのですが。しかし確かにそういうものがあって、レトルトにまでその魂が入っていると感じさせます。いやほんとに。

レトルトカレーが高価格高付加価値化している現在。600円クラスという一つボーダーを越えたラインがついに定着したと感じる昨今ですが、その高価格高付加価値化の胎動の前、そこに至る地ならしをしてくれたのがこのシリーズだと思っているのです。

 

すごいものです。