カレーですよ5820(住吉 松屋)別物。しかし、旨いのでこれでいい。

思い出した。このカレー、2025年の秋に店舗限定のテスト展開をしていたはず。わたしも食べているよこれ。1年を経てあれが全店展開となったか。

 

 

カレーですよ。

 

 

うっかり忘れてました。なので素で「はじめて食べるけどどんなもんかいな」とか呑気なこと思ってました。いやあんた去年食べてるぞ。「ネオカシミールカレー」のことであります。

松屋の期間限定カレーメニューであります。カシミールを名乗るなら確かめねばならないぞ。しかも「食べやすいカシミールできました!」とぬかしよる。なにおう!と込み上げるわけですが、まあ、いいんです。なにしろ、

 

「松屋」

 

がやることですから。別に上野に行くわけじゃないんですから。パラックパニールだろうがマッサマンダオルガカシミールだろうが、松屋の味になってるはずです。シュクメルリもあの味で覚えちゃったけど本物は違うもんね。松屋のカレーライスですから。

そういえば去年のテスト展開の時にわたしはなんと感想を書いたのかなあ。遡るとこんな記述が。「ざっくりいうと、カシミールに高級ではないビーフシチューを混ぜたような味の落とし所、とでも言うべきもの」うむ、ひどいこと書いている(笑)。しかし言い得て妙。ってわたし本人の感想だからね。

カレーですよ5602(大島 松屋大島店)カシミールってなんだろう。

なんだかいま書くのをやめたくなるくらいその通りの感想の今日であったよ。

さて、県網引の前ではたと考え込みます。このあいだのパラックパニールはチキンをプラスして大成功。ただやっぱり「ごろごろ」なんだよね。「ごろごろ」いいんだけど今回は「カシミール」であり咖喱ソースが大事なので具材はしぼりたい。

まずはスタンダードなやつから行きましょう。

 

「ネオカシミールカレー」

 

クーポン利用でこの味で、650円。いや、これアリですわ。甘うまくて辛いやつ。1年ぶりのファーストインプレッションは「サードジェネリック」という印象。それはなにかというと。

源流はご存知の通り上野にあり、その名声を恣(ほしいまま)にしているあれですな。「カシミールカレー(オリジナル)」はニッポンの激辛史を語るなら外せないひと皿でしょう。

そのあとに続く柏系はほぼ正当な味からのスタートと年月を経てのゆっくりとした進化ののちアレンジや調整の果てに自我を得ることに。土地に浸透し、柏系としての体系を整えました。並行してロイヤルホストのものがあり、これも万人がやって来るレストランの味としてのチューニングと進化が進みます。今回の松屋のこれに関してはロイヤルホストの味スタートのジェネリックを感じるのです。だからサードね。あくまで味の方向性の話しです。

思うんですが、この皿の名前は「松屋完全オリジナル辛口黒カレー」とかでいいのではないかなあ(そんなに黒くないけど)。今年のわたしの感想は「高級ではないビーフシチューにカシミールを少しづつ混ぜていっていいとこで寸止めしたらこうなった」です。いやはや失礼な男であるな。

いやしかし、これは否定ではないんだよ。だって、すごく旨いから。これ、好きです。また食べたい。むしろカシミールの名前をはずして定番化、ないしは一部店舗での継続展開を望みます。それくらい旨い。甘うま大辛粘度中程度、もはやこれはオリジナルであるといえましょう。カシミールのカの字も残らない。それでいいんです。旨いから(何度もいう)。

カシミールという名前は外すといいと思うのはね。そういう呪縛は振りほどいたほうがいいし、単純に記号としてのワードで使っているなら尚更良くない。カシミールは記号ではなく、一般名詞でもないから(なりつつあるのも事実)ね。老舗の固有商品の名前です。

松屋の名作「オリジナルカレー」の血も入っているか、と感じさせるところもあってなかなかおもしろい。また以前の期間限定メニュー「ちいかわ 鬼辛カレー」との近似性も感じさせるところもあるかも。カシミール云々は置いておいて松屋に大辛口のマーケティングノウハウが蓄積されていくのが興味深いんです。

 

さて、もう一度、今日も食べに行こう。