【断食体験】ファスティングメモ その3 館内メモいろいろ

3月の終わりにご縁をいただいて、伊豆高原にあるファスティング・リトリート施設「やすらぎの里 養生館」に5日間の滞在、断食の体験をしてきました。もう3回目の記事だなあ。

え、いま5月終わりじゃん、なぜいま?

それはつまりわたしも執筆で参加している地方創生メディア「KURAFT」で短期集中連載がついに掲載になったから。ここまではSNSだけの投稿だったんですが、がっちり読み応えある記事として掲載中。ぜひ読んでね。

【断食体験】地方創生メディア「KURAFT」にて断食の体験レポートの短期集中連載、掲載開始。ブログも同時開催。

地方創生メディア「KURAFT」の記事はハードコアなレポートです。それとは別に忘備録として「やすらぎの里 養生館」現地で5日間書き溜めたメモを残そうとメモしたそのまんまを貼り付けてます。「KURAFT」の記事と連動して読でくださいね。

断食とかリトリートのレポート、それもりっぱに60代に足突っ込んだ初老のおじさんの渾身レポート。60代って当然と言えば当然なんですがいろいろカラダもココロもガタきてます。なんとかしなきゃなあ、と思っている人たちに向けたメッセージになるといいよな、そういう思いで書きました。誰かのお役に立てばうれしいぞ。

 

 

断食メモ 「お茶」

部屋に落ち着いてホッとした。こじんまりとした落ち着く部屋で必要にして十分な快適さ。トイレとバスは別なのだがどちらも近いので不自由ない。館内の要所要所にお茶ポイントがあって、そこでハブ茶が補給できる。部屋にポットが用意されており、それを飲み切ったらお茶補充を自由にできる。電解イオン水の常温なども置いてある。お茶がいつでも飲めるのは本当に嬉しい。わたしは自宅ではのべつまくなしお茶を飲んでいる。ただこのハブ茶、利尿効果が著しく、なかなか忙しくなる。からだにいいわけだがそれもなんだか面白い。自分のからだがそういうものにダイレクトに反応しているのが興味深い。そうか、利尿効果ってこんなにわかりやすく効果が見えるのねえ。

 

断食メモ 「館内」

ホテルとは少しニュアンスが違う。リネン室は開放されており、1日1回(まあお好みだが)、自分でそこからシーツを持って行って取り替える(入館時はセットされている)。歯ブラシなどのアメニティもそこから自分で。廊下は細めで扉の間口はタイト。部屋にバス、トイレがない代わりに洗面台など廊下にあったり(部屋にもあるが)する光景はなんとなく下宿屋などのレイアウトに似ている。いや、違う。なんとなくピンと来た。ここは現代の湯治場か。そういうことか。デトックス、ファスティング、セルフルームケア。廊下の洗面台。なるほどそうだ、湯治場だ。ゆっくり時間を使ってからだを緩めてやる場所なのだ。色々と合点が行った。そして現代の湯治場は極めて快適だ。とにかく風呂に入って耳、肩、首の血行を良くせねば。

 

断食メモ 空腹感と具なし味噌汁

もちろん空腹感はあるのだが、なぜだか大して辛くない。これはなんだろう。現在そろそろ18時で、最後に自宅で少なめの食事をとってから22時間ほど経っただろうか。そして夕食。断食の人には味噌汁が1碗、供される。具材なしのちょっとこだわったいいやつ。

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具なしお味噌汁

〜断食コース ~

1人 22kcal

昆布、かつお、さば、いわしの削り節で取った1番だし。

そこに3種類のお味噌(米、麦、玄米)で味付けしました。

お出汁とお味噌のシンプルな味わい、香りを味わってみて下さい♪

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とあった。非常に薄味なのだがどうにも沁みるのだ。

静かな気持ちで味噌汁を食べる。飲むのではない。木のスプーンでひと口ずつ、すこしずつくちに運ぶ。どこにさかながいるのか、どこに大豆がいるのか、考えながらその味を、舌で口の中に広げていってやる。少し酸っぱさを意識させられるのがおもしろい。発酵,すべて酸っぱいわけではないが、やはりどこかに酸味がかくれている。舌の上で転がすと甘みに変わる。奥のそのまた奥にちらりと苦味のようなものが見え隠れする。味に対する解像度がこんなにも上がるのだ。

空腹とか胃袋とかそういうものは、実は物理法則ではないのかもしれない。体積を持ってうずめてやればそれで満タン、おしまいというのは違うのだろう。違うのだ。そして満足感がきちんとある。少しばかりお腹も満ちた感がある。一体どういうことだ。この不思議な満足感。

スピリチュアルとかなんとかは柄ではないし、しかしこれはなんというのだろう。物理(空腹)と精神(からだをなんとかしたい気持ちなど)の二つの要素をうまく重ねてフォーカスを合わせるとなにか向こう側が見える感がある。できそうでできない言語化、表現。もどかしい。わたしが気がついたのも一瞬で、もっとちからずくで掴めば見えたかもしれないが一瞬の光のようなものだった。ああ、もしかするとこの先にヨーガで知り得るものとか瞑想とか、そういうものに近い何かがあるんじゃないか。それを手にしたくてみんな座禅を組んだり瞑想をしたりするんだろうなあ、など思う。

 

断食メモ 入浴

食事をしたあと、そのままレクチャーがあった。周辺の環境とアクティビティの紹介。施設のことと施術のこと、体調のことなど細かくケアがある。それが終わって自己紹介なんて時間があって。参加者の方に「おいしいカレー屋さん教えてください」なんて言われて答えたりと和やかな感じ。気持ちがゆるんでゆく。すごいおもしろかったのが複数回ここ「やすらぎの里 養生館」のプログラムに参加している女性がいるのだが(仲良くなった)、なんか違和感を感じる。なんでだ?なんの違和感だろう、、、ってアッ!!わたしのこと「はぴいさん」って呼んでる!なんで?ここでは本名でそーっととか思ってウェブネーム出してなかったのに(笑)。いやもうすごいリサーチ力なのだ。自己紹介でカレーとか文筆業とか少し喋ったら即身バレした。その場で(笑)おもしろすぎる。すぐに仲良くなった。

さて、そののち入浴。屋上の露天風呂。予約をするとひとりで使える。昼間廊下を通りかかったら自分で書き込むホワイトボードの予約時間割に空きがあったのだ。よしよし。では、と書き込んだ。

そして失念していたのだ。外は大雨。露天風呂は完全露天で屋根はなし。えらく寒い。雨も風情があるから、などとはいえ、過酷。まあでもせっかくだからと意地になって入浴。サウナもちょっとだけ。これが意外なくらいポカポカとあったまって気持ちが良かった。貸し切り、一人きりの露天風呂。大雨。風情と言っていいのか悪いのか。面白い体験であった。

 

断食メモ それで、断食

それで、断食。やっぱりいける。なぜだろう。よくわからないのだが、食事をしたのはすでにおとといの夜だ。24日昼はごはん半膳に味噌汁。少しの昆布佃煮と納豆。そして夕食は20時、ほぼ同様の内容と納豆が豆腐になった程度だ。それからはや24時間を越える。水分のみ摂っているが、あとはなんともない。空腹感は希薄。食いしん坊、食い意地張った人間であるはずがどうなっておるのか。

 

続く

 

断食メモ KURAFTリンク

断食あるいはファスティング体験で見えた景色1〜事前情報と心構え〜

https://kuraft.jp/review/fasting-program-1/

断食あるいはファスティング体験で見えた景色2〜自宅での準備〜

https://kuraft.jp/review/fasting-program-2/

断食あるいはファスティング体験で見えた景色3〜5日間の日常〜

https://kuraft.jp/review/fasting-program-3/

断食あるいはファスティング体験で見えた景色4〜結果と気づき〜

https://kuraft.jp/review/fasting-program-4/