カレーですよ5749(龍ヶ崎 食彩ダイニングTenTen/龍ケ崎のハンバーグ)おいしい。想いこもるハンバーグとカレー。

おいしい。みんなおいしい。すこくいいお店に当たったなあ。

 

 

カレーですよ。

 

 

クルマで走るのを好んでいます。移動が自分の脳の刺激になるから。手足を痛めてしまったここ半月以上、極力外出を控えていたんですが、やっと持ち直してきました。以前よりは走る距離も時間も減った気がするけどね。

しかし、とはいえ、移動はわたしの思考の時間だから。色々とアイディアやアクションが降ってくる、湧いてくる大事な時間。なぜだか意味なく出かけたり遊んだりしている時に限って仕事や招待などの案件が入るのも、また事実なんです。外に出ねばいけないな。

さておき、荒川沖(聞き流してほしいんです)。

あてなくぶらりとやってくるのはいつも通り。昼飯を食い逃した夕方なんであります。さっきセイコーマートで買ったおにぎりをいっこ食べたので、まだ多少空腹までに余裕はあるな。ではすこし移動をしましょう。そうやってやってきた龍ヶ崎あたり。わたしのGoogleマップを見るとピンの数は薄い龍ヶ崎界隈。それはつまりカレー専門店が少ないということです。こういう時は食堂や洋食店を探すのが良いんだよ。良カレーに当たることがあります。ピンと来たお店がありました。

 

「食彩ダイニングTenTen」

 

辿り着くと看板に「キョーコのしあわせハンバーグ」とあります。いい予感がするぞ。なんかこういうのにピンとくるものを感じるんですよ。中の人の温度感が伝わるとでもいおうかしら。そういう感じがあります。

1階は駐車スペース。階段で2階に上がります。思ったよりもひろびろとした店内だな。ソファー席に案内してくれました。ソファだと食べづらいかな、と思ったんですがそんなことはなく、リラックスもあって快適です。ホールの壁際にはサスペンション付きのMTBと赤いモトコンポが。ほおほお、これは趣味人のお店ではあるまいか。

 

さて注文。1階のメニュー看板で見当をつけてきました。お目当てはカレーなわけですが、この店のスペシャリテはハンバーグ。なので、

 

「自家製カレー ハンバーグ定食」

 

としました。もちろんハンバーグも食べたかったのよ。割と夕食には早い時間だったんですが、わたし以外に二人連れと家族連れのお客さんがいます。人気が窺えるね。その後も入れ替わりでお客さんが入ってきます。

さあ、カレーがやってきたよ。

大きめのお盆にたくさんの副菜が乗ってやってきました。おもわず「おお〜」と声が出ます。やっぱり皿数が多いとうれしいもんね。カレーというやつはワンプレートで完結というところが良さであり弱点でもあるのです。もちろんワンプレートの上で美しく、品数多くも可能。神田神保町のタケウチをご覧なさい。

とはいえやはり「いろいろ来たねえ」という喜びはなかなかに代え難いものがあります。メインのカレーも野菜がたくさんで華やか。コンソメスープ、サラダ、煮物とピクルスにデザートのパンナコッタ。これは盛りだくさんだなあ。

まずはカレー、いきましょう。カレーソースはあまうまな感じでジャンルで言えば欧風といえましょう。甘みとほのかな苦味がバランスいいんです。奥の奥に少しの酸味。これもいいな。なんというのかしら、チョコレート菓子の幸せと少し重なる感覚が、、いや、気のせいかもしれない。とにかくいいカレーです。おいしい。

ハンバーグもとてもいいんです。チーズインになっていたのは驚いたな。凝ったものを乗せてくれているねえ。いってしまうと「カレーに合わせるのが勿体無い!」んです。美味しくていいものだから。なのでカレーの裏山でハンバーグごはんとして食べるわけです。うーん、しあわせだ。後半カレーと合わせてみましたが、そちらも悪くない。いいねえ、おいしいねえ。

コンソメは特筆の美味しさ。やさしく、しかし野菜の旨味濃厚で手応え強い。うむーおいしい。これじゃ足りない。ボウルいっぱい飲み干したい。ピクルスは自家製だと思われます。酸味より甘味が勝っているのがとても好み。チャーミングな味です。これ好きだわ。

煮物には驚かされました。実に繊細な味付けでね、こりゃ素晴らしい。おばんざい的な味わいと世界感。じゃがいもの柔らかすぎない面取りでエッヂが残る断面やうっすらという表現がぴったりな味付け、寸止め感には圧倒されます。サラダも、デザートのパンナコッタまでも、もれなくおいしかったなあ。

なんというのかしら。味の総体的な印象は、レストランというよりも家庭料理のその先にある優秀でいいもの、という感がありました。そういうのこそ尊いものです。そしてお客さんの入りからも、いかにそういうものが求められているかがうかがえます。

想いこもる優秀な町のレストラン。覚えておかないと損をするぞ。