
「e-food」は老舗の世界の食を紹介する価値あるサイトです。「世界の料理 総合情報サイト」のサブタイトルを見るだけで安心感が広がるってもの。わたしも古くからなにかあると参考になせてもらって助けてもらっているのです。
そんなe-foodの「ゆ」さんこと青木ゆりこさんにはお世話になってばかり。


今回e-foodで写真展、
「写真展「サウジアラビア 美食紀行」~交易と聖地巡礼の歴史が育んだ食文化」
が開催となりました。


その中で1日をトークライブに当てらということで出かけることにしたんです。文化的にも近いということで「イエメン」についてのトーク。ゲストはご存知ヒロケイさん。
実は当日体調が少々すぐれなくて薬を飲んでおり、少し居眠りなどを失礼してしまったのです。いかんいかん。


とはいえ大変に面白い内容。テーマは「イエメン」で、ゆりこさんとひろけいさんの撮ってきた写真や資料を見せてもらいながらのトーク。ひろけいさん、おしゃべりが上手で面白いったらありゃしない!しかもイエメン産のコーヒー付きです。これはかなりうれしい。そしてすごく美味しかったんですよ。


コーヒーが好きな人なら皆さんご存知の「モカ」。イエメンにはモカ港という名の港があって、そこから船で運ばれることからモカコーヒーの名前がついたそうです。世界で最古のコーヒー文化を持っている国がイエメンなのです。
コーヒーの起源としてはエチオピアに自生していたアラビカ種の野生種から。なのでエチオピアは「コーヒー発祥の地」。それを15世紀に飲み物としての価値を与えて文化として定着までさせたのがイエメン。だから「コーヒー文化発祥国」なんです。


そういう話も少しありつつ、やはり現地の人たちの文化や食などの話が楽しくて、あっという間の2時間でした。編集やフィルターを通さないひろけいさんのライブ感強い動画。何気ない街中の風景や人懐っこいイエメンの人たちの姿を見ていると気持ちが和みます。

映像のなかには、無表情で周りに興味を示さないトウキョウに住んでいると見ることのできない、ハッとさせられるような笑顔がありました。こういうのを見せられると今の東京の方が孤独感が強く空虚な街になっていると感じてしまいます。

どうも昨今、ガイコクジン恐怖症の人とヘイトスピーチを見かけることが多くなり、胸を痛めています。幸い私の周りにはそういう人はいないのが救いです。カレーは強いのであるぞ。それはつまりカレーカルチャーの中にある人の多くは多様性や異文化を楽しみとして眺め、食べ、取り入れているからだと思うんです。けっきょく相互理解というのはまず食から。そう思っています。まずはテーブルを挟んで美味いものを食うんだよ。5年10年ではなく、自分の体験としてずっと相違持っています。一緒にメシを食う、そこからだと思っています。優しく穏やかなカレーカルチャーの中にいる人は、幸せでだとおもいます。

この日のこの場所の空気はまさにそれで、相手に興味と敬意を持って接する人ばかり。
快適でした。良い時間だったな。
